ソウルキャリバーの駆け引き
最終更新：
ion_tsuburagi 2023年07月11日(火) 12:05:44履歴
ソウルキャリバー6の対戦で、プレイヤーがどういう駆け引き(読み合い)をしているのかを解説します。
本ページでも解説していますが、実はゲーム内の『戦術指南』にもこれらの情報が記載されているので、そちらも参照してみましょう。
遠距離での駆け引き
「牽制」「待ち」「接近」の3すくみに打ち勝て
牽制、置き
待ち(様子見)、スカシ確定
接近、二択
中距離での駆け引き
基本は「縦斬り」「横移動」「横斬り」「しゃがみ/バックステップ」の4すくみ
縦斬り
横移動
横斬り
しゃがみ、バックステップ(後移動)
「縦斬りは横斬りに強い」はウソ？ホント？
近距離での駆け引き
『バックステップ』の読み合いが変わる
ガード後の有利/不利の駆け引き
「有利を活かした二択」と「暴れ」
「ガードインパクト」で状況を一変させよう
豊富な防御行動による「逆択」
ソウルキャリバーは「スカシ確定」を狙うゲーム
どうやって「相手に攻撃を空振りさせる」かを考える
セオリーを守らない技は「強い」
どんな強い技にも必ず「弱点」がある
8WAY-RUNを使った「位置取り」の駆け引き
「自分の得意間合い」「相手の苦手間合い」を奪い合え
壁際、リング際を意識したステージ位置の駆け引き
上中下段の駆け引き
中段攻撃と下段攻撃の二択
上段投げや下段投げと組み合わせた二択
ガードインパクト後の駆け引き
ガードインパクト(リバースインパクト)、レジストインパクト
リバーサルエッジ
ガード、避け動作
起き攻め、起き上がりの駆け引き
ダウンした側の駆け引き
ダウン状態の基本選択肢は「起き上がらない」？
起き上がりの基本は「一度ダウン追撃を受けてから起き上がる」？
起き上がるときは「必ずガードボタンを押しながら」
壁際やリング際は危険なので横転で離れよう
上記を軸に受け身を織り交ぜよう
ダウンを取った側の起き攻め選択肢
まずは相手の横転や後転に当たる技で択を迫ろう
隙の少ない技でダウン追撃して起き攻めを継続しよう
受け身に対する選択肢を準備しよう
あえて起き攻めをせずに位置取りを優先するのもアリ
連携技(派生技)による駆け引き
ガードクラッシュを意識した駆け引き
駆け引きの目線から見たリバーサルエッジ
対「二択」用防御手段
連携技にプレッシャーをかける
様子見に圧倒的に弱い
「遅らせ」による駆け引き
本ページでも解説していますが、実はゲーム内の『戦術指南』にもこれらの情報が記載されているので、そちらも参照してみましょう。
目次
遠距離での駆け引き 
互いの、もしくはどちらか片方の攻撃が届かない間合いでの駆け引き
「牽制」「待ち」「接近」の3すくみに打ち勝て
対戦格闘ゲームにおいて、おそらく最もポピュラーな3すくみの読み合いです。
ソウルキャリバーシリーズでは、キャラクターごとの武器によるリーチ差がかなり顕著なので、まずはこの3すくみを理解して遠距離戦を制しましょう。
ソウルキャリバーシリーズでは、キャラクターごとの武器によるリーチ差がかなり顕著なので、まずはこの3すくみを理解して遠距離戦を制しましょう。
【図解】遠距離の3すくみ
牽制、置き
相手との間合いが遠く攻撃が届かない場合、どうしても相手に近づく必要があります。この近づこうとする相手に対して、攻撃を出して迎撃する行動を『牽制』もしくは『置き』と言います。
『牽制』は「スキの少ない技で特定の行動をさせないよう妨害すること」、『置き』は「相手の行動を予想してリターンの大きめの技を先出ししておくこと」を指していることが多いです。
体力的にリードを取られている状況であればあるほど、接近して逆転を狙いたくなるので、この行動が非常に有効です。
『置き』は相手の行動に対する「読み」が必要なので、ある程度の対戦経験が必要です。色んな人と対戦しながら感覚を養っていきましょう。
『牽制』は「スキの少ない技で特定の行動をさせないよう妨害すること」、『置き』は「相手の行動を予想してリターンの大きめの技を先出ししておくこと」を指していることが多いです。
体力的にリードを取られている状況であればあるほど、接近して逆転を狙いたくなるので、この行動が非常に有効です。
『置き』は相手の行動に対する「読み」が必要なので、ある程度の対戦経験が必要です。色んな人と対戦しながら感覚を養っていきましょう。
待ち(様子見)、スカシ確定
相手が牽制で技を振るということは、そこにガードできない隙が生まれるということです。相手の攻撃が空振りするのを待つことを『待ち』や『様子見』、もしくは相手の攻撃を空振りさせるよう誘う行動を『釣り』と言います。
もし相手の攻撃が空振りしたら、その隙に間合いを詰めたり『スカシ確定』として攻撃を当てたりします。ソウルキャリバーでは、最終的にはこのスカシ確定の狙い合いのゲームになります。
そのほか、相手が『牽制』などで出した縦斬りを横移動で避けたり、隙の大きい『置き』技をガードしたあとに確定反撃する行動もここに分類されます。
もし相手の攻撃が空振りしたら、その隙に間合いを詰めたり『スカシ確定』として攻撃を当てたりします。ソウルキャリバーでは、最終的にはこのスカシ確定の狙い合いのゲームになります。
そのほか、相手が『牽制』などで出した縦斬りを横移動で避けたり、隙の大きい『置き』技をガードしたあとに確定反撃する行動もここに分類されます。
接近、二択
相手が「攻撃を空振りすることを待っている」ということは、その間は空振りの隙を狙うために技を振らないということです。
相手が技を振らないのであれば、その隙に相手に『接近』して、あわよくば『二択』を掛けていきましょう。
接近に成功したならば、中距離や近距離の駆け引きへと移行します。
とはいえ、相手が技をあえて振らずに『接近』を誘っている可能性もあります。
そういう場合には、相手の攻撃が届く間合いに入ったらガードをするという行動を取り入れてみましょう。
前移動や前ステップ中は、ほぼ隙無くガードすることができるので、相手に接近する際の非常に強力なテクニック(前ステップガード)です。
なお、『二択』で最もポピュラーなのは中段攻撃と下段攻撃でガードを揺さぶることですが、下段攻撃の代わりに投げが使われることもあります。
そのほか、縦斬りと横斬り、早い攻撃と遅い攻撃なども『二択』として成り立ちます。自分のキャラが最も得意とする択を押し付けましょう。
詳細については、上中下段の駆け引きを参照しましょう。
相手が技を振らないのであれば、その隙に相手に『接近』して、あわよくば『二択』を掛けていきましょう。
接近に成功したならば、中距離や近距離の駆け引きへと移行します。
とはいえ、相手が技をあえて振らずに『接近』を誘っている可能性もあります。
そういう場合には、相手の攻撃が届く間合いに入ったらガードをするという行動を取り入れてみましょう。
前移動や前ステップ中は、ほぼ隙無くガードすることができるので、相手に接近する際の非常に強力なテクニック(前ステップガード)です。
なお、『二択』で最もポピュラーなのは中段攻撃と下段攻撃でガードを揺さぶることですが、下段攻撃の代わりに投げが使われることもあります。
そのほか、縦斬りと横斬り、早い攻撃と遅い攻撃なども『二択』として成り立ちます。自分のキャラが最も得意とする択を押し付けましょう。
詳細については、上中下段の駆け引きを参照しましょう。
解説動画(ソウルキャリバー2)
中距離での駆け引き
互いの「縦斬り」「横斬り」がギリギリ届く間合いでの駆け引き
基本は「縦斬り」「横移動」「横斬り」「しゃがみ/バックステップ」の4すくみ
3D対戦格闘ゲーム独自の「相手に対して横に移動する(軸移動)」という要素が出てきます。
特にソウルキャリバーシリーズでは、横方向への移動が非常に簡単で、それを咎める横方向への攻撃も豊富です。
ソウルキャリバーシリーズ独自の駆け引きを理解して、より対戦を楽しみましょう。
特にソウルキャリバーシリーズでは、横方向への移動が非常に簡単で、それを咎める横方向への攻撃も豊富です。
ソウルキャリバーシリーズ独自の駆け引きを理解して、より対戦を楽しみましょう。
【図解】中距離の4すくみ
縦斬り
主にBボタンで出すことができる、ソウルキャリバーにおけるメインウェポンです。
全体的にダメージが高めで、リーチが長いものが多いのが特徴です。
また、相手を浮かせてコンボができる中段攻撃のほとんどが縦斬りなので、如何に縦斬りを相手に当てるかがソウルキャリバーの基本となります。
ただし、縦斬りは、(基本的に)横移動することで避けられてしまうという弱点を持っています。
全体的にダメージが高めで、リーチが長いものが多いのが特徴です。
また、相手を浮かせてコンボができる中段攻撃のほとんどが縦斬りなので、如何に縦斬りを相手に当てるかがソウルキャリバーの基本となります。
ただし、縦斬りは、(基本的に)横移動することで避けられてしまうという弱点を持っています。
横移動
方向キーを
or
に入力することで、相手に対して横方向に移動して、相手の縦斬りを避けることができます。
縦斬りを横移動で避けたときは、空振りの隙に対してこちらの縦斬りを当てることができます。
ただし、横移動は相手の横斬りが当たってしまうという弱点を持っています。横移動に対して横斬りが当たった場合は、RUNカウンターが発生して、カウンターヒット扱いになりダメージも上がります。
orに入力することで、相手に対して横方向に移動して、相手の縦斬りを避けることができます。縦斬りを横移動で避けたときは、空振りの隙に対してこちらの縦斬りを当てることができます。
ただし、横移動は相手の横斬りが当たってしまうという弱点を持っています。横移動に対して横斬りが当たった場合は、RUNカウンターが発生して、カウンターヒット扱いになりダメージも上がります。
横斬り
主にAボタンで出すことができる、ソウルキャリバーにおけるサブウェポンです。言葉の通り横に薙ぎ払う技なので、横移動する相手に当てることができます。
縦斬りに比べてダメージが低めで、リーチが短いものが多い代わりに、攻撃が早く攻撃後の隙が少ないことが多いので、牽制技として使いやすいのが特徴です。
また、横斬りは上段攻撃or下段攻撃が多いので、相手のガードを揺さぶるための択としても機能します。
ただし、横斬りは総じてしゃがみやバックステップに弱いことが多いです。詳細は次の項目で説明します。
縦斬りに比べてダメージが低めで、リーチが短いものが多い代わりに、攻撃が早く攻撃後の隙が少ないことが多いので、牽制技として使いやすいのが特徴です。
また、横斬りは上段攻撃or下段攻撃が多いので、相手のガードを揺さぶるための択としても機能します。
ただし、横斬りは総じてしゃがみやバックステップに弱いことが多いです。詳細は次の項目で説明します。
しゃがみ、バックステップ(後移動)
G(ガード)ボタンを押しながら入力することで『しゃがみ(しゃがみガード)』ができます。しゃがみガードをすることで、上段攻撃を回避・下段攻撃をガードすることができます。
また、方向キーを短く
入力することでバックステップをすることができます。バックステップ(後移動)をすることで、リーチの短い攻撃を回避することができます。
しゃがみやバックステップは、上記の条件を満たすものが多い横斬りに対してリターンを求める行動として非常に有効です。
ただし、リーチの長い中段攻撃が多い縦斬りに当たってしまうという弱点を持っています。特にバックステップ中に攻撃を受けてしまうとRUNカウンターが発生して、カウンターヒット扱いになりダメージも上がります。
入力することで『しゃがみ(しゃがみガード)』ができます。しゃがみガードをすることで、上段攻撃を回避・下段攻撃をガードすることができます。また、方向キーを短く
入力することでバックステップをすることができます。バックステップ(後移動)をすることで、リーチの短い攻撃を回避することができます。しゃがみやバックステップは、上記の条件を満たすものが多い横斬りに対してリターンを求める行動として非常に有効です。
ただし、リーチの長い中段攻撃が多い縦斬りに当たってしまうという弱点を持っています。特にバックステップ中に攻撃を受けてしまうとRUNカウンターが発生して、カウンターヒット扱いになりダメージも上がります。
「縦斬りは横斬りに強い」はウソ？ホント？
公式動画など、リバーサルエッジの解説との絡みで『縦斬りは横斬りに強い』と説明している場面があります。これはウソではありませんが、少し誇張が含まれています。
互いがそれぞれ縦斬りと横斬りを出したときどうなるのかは、正確には下記の通りです。状況によるものの、縦斬りは横斬りに対して少し勝ちやすいです。
互いがそれぞれ縦斬りと横斬りを出したときどうなるのかは、正確には下記の通りです。状況によるものの、縦斬りは横斬りに対して少し勝ちやすいです。
- 横斬りと縦斬りを同じタイミングで出したとき
横斬りは縦斬りより早い技が多いので、攻撃発生で横斬りが勝ちやすい - 横斬りと縦斬りが同時に当たったとき
縦斬りは横斬りより判定が強めに設定されていることが多いので、縦斬りが競り勝ちやすい - 横斬りが届かない距離で、それぞれ横斬りと縦斬りを出したとき
横斬りは縦斬りよりリーチが短いことが多いので、横斬りが相手に届いていなければ縦斬りが一方的に勝ちます。
解説動画(ソウルキャリバー2)
近距離での駆け引き
互いの「(通常)投げ」が届く間合いでの駆け引き
『バックステップ』の読み合いが変わる
密着状態になると、リーチが短めの横斬りでもバックステップに対して攻撃が届きやすくなります。
そのため、もし相手が横斬りの上段/下段攻撃をしてくると読んだ場合、しゃがみで回避/ガードするしかなくなります。
その代わり、密着間合いで選択肢に加わる『投げ』に強い選択肢となります。
投げは立ち状態の相手を掴むことができ、相手の横移動に対しても有効ですが、横斬りよりもさらにリーチ短いので、しゃがみやバックステップで避けやすくなっています。
そのため、もし相手が横斬りの上段/下段攻撃をしてくると読んだ場合、しゃがみで回避/ガードするしかなくなります。
その代わり、密着間合いで選択肢に加わる『投げ』に強い選択肢となります。
投げは立ち状態の相手を掴むことができ、相手の横移動に対しても有効ですが、横斬りよりもさらにリーチ短いので、しゃがみやバックステップで避けやすくなっています。
【図解】近距離の駆け引き
ガード後の有利/不利の駆け引き
前述の通り、近距離では相手の横斬りを避けづらくなるので、相手の攻撃をしっかりとガードすることが非常に重要です。
もしも相手の攻撃のガードに成功したときは、(基本的に)相手よりも先に行動することができます。この状況を『相手よりも有利』と表現します。逆に、相手が自分よりも先に行動できる状況のことを『相手よりも不利』と表現します。
例えば、相手の攻撃をガードすることに成功し自分が『相手よりも有利』な状態になった場合、互いに同じ速さの攻撃を出すと、コチラの攻撃が先に相手に当たります。
さらに、コチラ側の有利が大きいほど、少し攻撃の遅い技を出しても相手の攻撃に打ち勝つことができます。
もしも相手の攻撃のガードに成功したときは、(基本的に)相手よりも先に行動することができます。この状況を『相手よりも有利』と表現します。逆に、相手が自分よりも先に行動できる状況のことを『相手よりも不利』と表現します。
例えば、相手の攻撃をガードすることに成功し自分が『相手よりも有利』な状態になった場合、互いに同じ速さの攻撃を出すと、コチラの攻撃が先に相手に当たります。
さらに、コチラ側の有利が大きいほど、少し攻撃の遅い技を出しても相手の攻撃に打ち勝つことができます。
【図解】ガード後の駆け引き
「有利を活かした二択」と「暴れ」
コチラの攻撃がガードされ『相手よりも不利』な状態になったとき、相手の攻撃に打ち勝つのが難しいので、「次の相手の攻撃をガードしよう」と考えるのが一般的です。
そのような心理を利用して、あえて「攻撃速度が遅めの技で強力な二択を仕掛ける」という選択肢を取ることもできます。
逆に、相手が「攻撃速度が遅めの技で二択を仕掛けてくる」と予測して、不利にも関わらず素早い攻撃を出して相手の攻撃を潰してしまうことができます。これを『暴れ』と言います。
『暴れ』は、相手の強い攻め(二択)を拒否できる行動ですが、相手の攻撃に打ち負けてしまう可能性が高いリスクの大きい行動でもあります。
そのような心理を利用して、あえて「攻撃速度が遅めの技で強力な二択を仕掛ける」という選択肢を取ることもできます。
逆に、相手が「攻撃速度が遅めの技で二択を仕掛けてくる」と予測して、不利にも関わらず素早い攻撃を出して相手の攻撃を潰してしまうことができます。これを『暴れ』と言います。
『暴れ』は、相手の強い攻め(二択)を拒否できる行動ですが、相手の攻撃に打ち負けてしまう可能性が高いリスクの大きい行動でもあります。
「ガードインパクト」で状況を一変させよう
コチラが不利な状況で、相手の攻めを切り返す手段は他にもあります。
+Gボタン入力をすることで、相手の攻撃を弾くことができる『ガードインパクト』です。
ガードインパクトは、入力してから即座(2F)で出てくれるので、不利な状況での切り返し手段として非常に強力です。
また、「相手の攻撃の威力が低いほど、弾いた後の有利状態が大きい」という特性を持っているので、相手の素早い攻撃を弾いたときに最大のリターンを得ることができます。
ガードインパクトに成功した場合の攻防については、ガードインパクト後の駆け引きを確認しましょう。
しかし、相手の攻撃を弾いてくれる時間が短め(入力から2〜11Fの間)なので、相手の遅い攻撃に(タイミングを合わせない限り)弱いです。また、弾きに失敗したときの隙も大きめです。
コチラの不利が大きいほど(即座にガードインパクトしても)相手の少し遅い攻撃であれば弾くことができ、切り返し手段としての効果を最も発揮しますが、相手はさらに遅い攻撃で攻めることができるということでもあるので、リスクリターンが大きめの行動とも言えます。
+Gボタン入力をすることで、相手の攻撃を弾くことができる『ガードインパクト』です。ガードインパクトは、入力してから即座(2F)で出てくれるので、不利な状況での切り返し手段として非常に強力です。
また、「相手の攻撃の威力が低いほど、弾いた後の有利状態が大きい」という特性を持っているので、相手の素早い攻撃を弾いたときに最大のリターンを得ることができます。
ガードインパクトに成功した場合の攻防については、ガードインパクト後の駆け引きを確認しましょう。
しかし、相手の攻撃を弾いてくれる時間が短め(入力から2〜11Fの間)なので、相手の遅い攻撃に(タイミングを合わせない限り)弱いです。また、弾きに失敗したときの隙も大きめです。
コチラの不利が大きいほど(即座にガードインパクトしても)相手の少し遅い攻撃であれば弾くことができ、切り返し手段としての効果を最も発揮しますが、相手はさらに遅い攻撃で攻めることができるということでもあるので、リスクリターンが大きめの行動とも言えます。
豊富な防御行動による「逆択」
これまでの説明で分かる通り、ソウルキャリバーでは相手の攻撃に対して様々な防御行動(回避/切り返し)があります。
速い攻撃には『ガードインパクト』、遅い攻撃には『暴れ』、そのほか縦斬りに対する『横移動』、上段攻撃に対する『しゃがみ』、下段攻撃に対して『ジャンプ』で回避するというものもあります。
相手に攻撃をガードさせることで敢えてコチラが少し不利な状況を作り出し、相手の攻撃をこれらの防御行動で切り返すことでダメージを取る手法があります。これを『逆択』と呼びます。
これも相手の行動に対する「読み」が必要となってくるので、慣れてきたら対戦相手の行動パターンや癖などを見極めながら、逆択を迫ってみましょう。
速い攻撃には『ガードインパクト』、遅い攻撃には『暴れ』、そのほか縦斬りに対する『横移動』、上段攻撃に対する『しゃがみ』、下段攻撃に対して『ジャンプ』で回避するというものもあります。
相手に攻撃をガードさせることで敢えてコチラが少し不利な状況を作り出し、相手の攻撃をこれらの防御行動で切り返すことでダメージを取る手法があります。これを『逆択』と呼びます。
これも相手の行動に対する「読み」が必要となってくるので、慣れてきたら対戦相手の行動パターンや癖などを見極めながら、逆択を迫ってみましょう。
ソウルキャリバーは「スカシ確定」を狙うゲーム
このゲームの最大の狙いは『相手に攻撃を空振りさせて、スカシ確定でダメージを取る』ことです。これは、どんな状況であっても共通事項です。
二択を押し付けたり、牽制などでダメージを与えることも可能ですが、防御行動が比較的強い本作では、スカシ確定の方がリスクが低く最も効率よくダメージを与える手段と言えます。
二択を押し付けたり、牽制などでダメージを与えることも可能ですが、防御行動が比較的強い本作では、スカシ確定の方がリスクが低く最も効率よくダメージを与える手段と言えます。
どうやって「相手に攻撃を空振りさせる」かを考える
「スカシ確定」を当てるためには、まずは相手に攻撃を出してもらう必要があります。では、どういう状況であれば「空振りするような状況で相手が攻撃を出す」でしょうか。
これまで説明した「各間合いでの駆け引き」を再度確認してみましょう。その駆け引きを利用すれば、相手は思わず攻撃を出してしまいます。
これまで説明した「各間合いでの駆け引き」を再度確認してみましょう。その駆け引きを利用すれば、相手は思わず攻撃を出してしまいます。
- 牽制のフリをして、スカシ確定を振らせよう
- 接近と見せかけて、牽制や置き技を振らせよう
- 敢えて不利な状況を作り出して、攻めどきと思わせよう
セオリーを守らない技は「強い」
ここまで、ソウルキャリバー6の「基本的な駆け引き」について解説してきましたが、実際に本ゲームをプレイした人は、8割くらいの納得感と2割くらいの違和感を感じると思います。
その違和感は恐らく、これまで説明した「駆け引きのセオリー」に反した技を思い浮かべたからです。
このゲームでは、各キャラクターの『強い技』は「駆け引きのセオリーを守らない技」として設定されていることが多いです。
「自分が使うキャラクターの強い技が分からない」と思ったときは、この「駆け引きのセオリーを守らない技」に注目してみましょう。
その違和感は恐らく、これまで説明した「駆け引きのセオリー」に反した技を思い浮かべたからです。
このゲームでは、各キャラクターの『強い技』は「駆け引きのセオリーを守らない技」として設定されていることが多いです。
「自分が使うキャラクターの強い技が分からない」と思ったときは、この「駆け引きのセオリーを守らない技」に注目してみましょう。
どんな強い技にも必ず「弱点」がある
このゲームでは、どの技にも必ず弱い部分を持っています。それは、上記の「駆け引きのセオリーを守らない技」も同様です。
その弱点は様々で、以下に例を挙げます。もし、苦手な技があれば、その技がどんな弱点を持っているのか確認してみましょう。
その弱点は様々で、以下に例を挙げます。もし、苦手な技があれば、その技がどんな弱点を持っているのか確認してみましょう。
- 横移動やしゃがみ/ジャンプなどで避けやすい
- ガードされると反撃を受ける
- 攻撃が非常に遅い
- ヒットしても有利が取れない
- ダメージが低い
- 特定の条件(間合いやソウルチャージ中)でのみ強い
8WAY-RUNを使った「位置取り」の駆け引き
ソウルキャリバーシリーズでは、キャラクターごとの武器リーチによる「得意な相手との間合い」が存在します。
そのほか、ステージの崖から落ちればリングアウト、壁にヒットすれば壁コンボで大ダメージなど、壁際/リング際を意識した攻防もあります。
それらの攻防は、ステージ上を自由に移動できる8WAY-RUNによって支えられており、ソウルキャリバー独自の駆け引きの面白さとなっています。
そのほか、ステージの崖から落ちればリングアウト、壁にヒットすれば壁コンボで大ダメージなど、壁際/リング際を意識した攻防もあります。
それらの攻防は、ステージ上を自由に移動できる8WAY-RUNによって支えられており、ソウルキャリバー独自の駆け引きの面白さとなっています。
「自分の得意間合い」「相手の苦手間合い」を奪い合え
ソウルキャリバーでは、キャラクターごとに「得意な相手との間合い」が違います。武器が短刀のタキと、武器を鞭状にできるアイヴィーを思い浮かべてもらえれば一目瞭然でしょう。
アイヴィーのようなリーチの長いキャラは、基本的にリターンが大きくリスクの少ない『遠距離間合い』で戦いたいのに対して、素早い技が乏しい『近距離間合い』ではあまり戦いたくありません。
逆にタキのようなリーチの短いキャラは、『遠距離間合い』では攻撃が届かないので、『近距離間合い』まで近づいてラッシュを押し付けて戦いたい。
前述の各間合いでの駆け引きを考慮しつつ、「相手から離れたい」「相手に近づきたい」という思惑と戦術を探り合いながら、相手に対して優位な状況を作り出していくのが大切です。
また、自分と相手のキャラクターが同じような間合いを得意とするキャラクターの場合は、「相手の苦手な間合い」を意識してみましょう。
自分と相手のキャラクターの間合いに対する得手不得手を相対的に比較できれば、相手キャラクターに対する優位な戦い方が見えてきます。
アイヴィーのようなリーチの長いキャラは、基本的にリターンが大きくリスクの少ない『遠距離間合い』で戦いたいのに対して、素早い技が乏しい『近距離間合い』ではあまり戦いたくありません。
逆にタキのようなリーチの短いキャラは、『遠距離間合い』では攻撃が届かないので、『近距離間合い』まで近づいてラッシュを押し付けて戦いたい。
前述の各間合いでの駆け引きを考慮しつつ、「相手から離れたい」「相手に近づきたい」という思惑と戦術を探り合いながら、相手に対して優位な状況を作り出していくのが大切です。
また、自分と相手のキャラクターが同じような間合いを得意とするキャラクターの場合は、「相手の苦手な間合い」を意識してみましょう。
自分と相手のキャラクターの間合いに対する得手不得手を相対的に比較できれば、相手キャラクターに対する優位な戦い方が見えてきます。
壁際、リング際を意識したステージ位置の駆け引き
本作では無限ステージが無い*1ので必ずステージの端が存在し、それ以上は移動することができません。
ステージ端で攻撃を受けてしまうと、ステージ端の向こう側が崖の場合はリングアウトしてしまう可能性があります。リングアウトしてしまうと、どれだけ体力が残っていても負けとなってしまいます。
ステージ端が高い壁の場合は、リングアウトはしないものの、壁への叩きつけを利用した壁コンボで大ダメージを与えられてしまう可能性があります。
相手を落としたりできなくても、ステージ端が近くなるほど相手の行動選択肢がなくなってくるので、基本は自分がステージ端に追い込まれないように、相手をステージ端に追い込むよう、位置取りしていきましょう。
もし、背後方向に吹き飛ばす技を持ったキャラクターを使っているのであれば、わざとリング際まで下がって、近づいてきた相手を背面に吹き飛ばしてリングアウトさせる戦法もアリです。
ステージ端で攻撃を受けてしまうと、ステージ端の向こう側が崖の場合はリングアウトしてしまう可能性があります。リングアウトしてしまうと、どれだけ体力が残っていても負けとなってしまいます。
ステージ端が高い壁の場合は、リングアウトはしないものの、壁への叩きつけを利用した壁コンボで大ダメージを与えられてしまう可能性があります。
相手を落としたりできなくても、ステージ端が近くなるほど相手の行動選択肢がなくなってくるので、基本は自分がステージ端に追い込まれないように、相手をステージ端に追い込むよう、位置取りしていきましょう。
もし、背後方向に吹き飛ばす技を持ったキャラクターを使っているのであれば、わざとリング際まで下がって、近づいてきた相手を背面に吹き飛ばしてリングアウトさせる戦法もアリです。
上中下段の駆け引き
格闘ゲーム全般に共通する、攻撃する側とガードする側の最も基礎的な駆け引きです。
この駆け引きによって、相手に「立ちガード/しゃがみガード」のどちらの行動を取らせるかを迫ることを「二択」と表すことが多いです。
2D格闘ゲームは「基本しゃがみガードしつつ、相手の中段攻撃に対して立ちガードする」がセオリーですが、3D格闘ゲームは「基本立ちガードしつつ、相手の下段攻撃等に対してしゃがみガードする」がセオリーとなります。
そして、立ちガードする相手に対して下段攻撃などをヒットさせること、もしくは立ちガード以外の行動をするよう促す行動を『崩し』と呼びます。
技の判定の詳細については、システム解説にまとめてありますので、ご確認ください。
この駆け引きによって、相手に「立ちガード/しゃがみガード」のどちらの行動を取らせるかを迫ることを「二択」と表すことが多いです。
2D格闘ゲームは「基本しゃがみガードしつつ、相手の中段攻撃に対して立ちガードする」がセオリーですが、3D格闘ゲームは「基本立ちガードしつつ、相手の下段攻撃等に対してしゃがみガードする」がセオリーとなります。
そして、立ちガードする相手に対して下段攻撃などをヒットさせること、もしくは立ちガード以外の行動をするよう促す行動を『崩し』と呼びます。
技の判定の詳細については、システム解説にまとめてありますので、ご確認ください。
【図解】上中下段攻撃などの駆け引き
中段攻撃と下段攻撃の二択
格闘ゲームにおける最も一般的な二択です。ソウルキャリバーでもそこは変わりません。
自分のキャラクターの近い素早さの技を組み合わせて、相手のガードを揺さぶりましょう。
自分のキャラクターの近い素早さの技を組み合わせて、相手のガードを揺さぶりましょう。
- 中段攻撃: 立ちガードで防ぐことができるが、しゃがみガードで防ぐことができない。
- 下段攻撃: 立ちガードで防ぐことができないが、しゃがみガードで防ぐことができる。ジャンプしている相手には当たらない。
上段投げや下段投げと組み合わせた二択
上記のような打撃技だけでなく、投げ技を二択の選択肢として使うことも多いです。
ただし、投げは「投げ抜け」ができてしまうことと、ジャンプで回避できてしまうという弱点を持っているので、過信は禁物です。
使用キャラクターによって、使いやすい二択が異なっていますので、各キャラの立ち回りページなどを参考にしながら、メインの二択が何なのか確認してみましょう。
ただし、投げは「投げ抜け」ができてしまうことと、ジャンプで回避できてしまうという弱点を持っているので、過信は禁物です。
使用キャラクターによって、使いやすい二択が異なっていますので、各キャラの立ち回りページなどを参考にしながら、メインの二択が何なのか確認してみましょう。
- 上段投げ: 立ち状態の相手を掴むことができる投げ。立ちガードで防ぐことができないが、しゃがんでいる相手やジャンプしている相手には当たらない。
- 下段投げ: しゃがんでいる相手を掴むことができる投げ。しゃがみガードで防ぐことができないが、立っている相手やジャンプしている相手には当たらない。
ガードインパクト後の駆け引き
相手の攻撃をガードインパクトに成功すると、相手を弾いて有利な状況を作り出すことができます。
有利状況は弾いた相手の技の「技レベル」で決まり、強(8F)＜中(16F)＜弱(28F)の順番で有利フレームが大きくなります。
相手のやられモーションも変わるので、別ページのガードインパクト解説を確認しましょう。
またガードインパクトされた側は、やられモーションの間にガードインパクト(リバースインパクト)と、リバーサルエッジ、レジストインパクトのみ出すことができます。
それに対してガードインパクトした側は、シンプルに分類すると「早い技」「遅い技」「ブレイクアタック」の3種類の攻撃を仕掛けることができます。
下記では、ガードインパクトされた側が取れる行動を基準に駆け引きの内容をまとめています。
有利状況は弾いた相手の技の「技レベル」で決まり、強(8F)＜中(16F)＜弱(28F)の順番で有利フレームが大きくなります。
相手のやられモーションも変わるので、別ページのガードインパクト解説を確認しましょう。
またガードインパクトされた側は、やられモーションの間にガードインパクト(リバースインパクト)と、リバーサルエッジ、レジストインパクトのみ出すことができます。
それに対してガードインパクトした側は、シンプルに分類すると「早い技」「遅い技」「ブレイクアタック」の3種類の攻撃を仕掛けることができます。
下記では、ガードインパクトされた側が取れる行動を基準に駆け引きの内容をまとめています。
【図解】ガードインパクト後の駆け引き
ガードインパクト(リバースインパクト)、レジストインパクト
ガードインパクトされた後、+G入力することでガードインパクトし返すことができます。通常のガードインパクトとチョットだけ違うので「リバースインパクト」と区別した呼び方もあります。
リバースインパクトは、入力してから4〜18F(先行入力の場合は8〜22F)の間だけ相手の攻撃を弾くことができるので、素早い攻撃でダメージを奪おうとする相手に最も効果を発揮します。
その代わり、遅めの攻撃やブレイクアタックに弱いことを覚えておきましょう。
リバースインパクトを遅らせて出すことで遅めの技に対応することもできますが、ブレイクアタックが当たってしまうとリーサルヒットになり大ダメージを受けてしまいます。
またレジストインパクト(+B+G入力)は、ソウルゲージを50%消費してブレイクアタックやガード不能技をも弾くことができる強力な行動です。
それ以外はリバースインパクトと同じ性能なので、特別な狙いが無い限りはリバースインパクトで問題ないです。
+G入力することでガードインパクトし返すことができます。通常のガードインパクトとチョットだけ違うので「リバースインパクト」と区別した呼び方もあります。リバースインパクトは、入力してから4〜18F(先行入力の場合は8〜22F)の間だけ相手の攻撃を弾くことができるので、素早い攻撃でダメージを奪おうとする相手に最も効果を発揮します。
その代わり、遅めの攻撃やブレイクアタックに弱いことを覚えておきましょう。
リバースインパクトを遅らせて出すことで遅めの技に対応することもできますが、ブレイクアタックが当たってしまうとリーサルヒットになり大ダメージを受けてしまいます。
またレジストインパクト(
+B+G入力)は、ソウルゲージを50%消費してブレイクアタックやガード不能技をも弾くことができる強力な行動です。それ以外はリバースインパクトと同じ性能なので、特別な狙いが無い限りはリバースインパクトで問題ないです。
リバーサルエッジ
ガードインパクトされた後、B+G入力することでリバーサルエッジを出すこともできます。ホールド入力することで、ブレイクアタック以外の相手の遅い技も捌くことができるのが特徴です。
ただし、攻撃後のスキが少ない技を捌いた場合はリバーサルエッジ攻撃を避けることができ、それらの技は素早い攻撃に比較的多いので早い攻撃に弱いと捉えることもできる。
またリバースインパクト同様、ブレイクアタックが当たってしまうとリーサルヒットになり大ダメージを受けてしまいます。
ただし、攻撃後のスキが少ない技を捌いた場合はリバーサルエッジ攻撃を避けることができ、それらの技は素早い攻撃に比較的多いので早い攻撃に弱いと捉えることもできる。
またリバースインパクト同様、ブレイクアタックが当たってしまうとリーサルヒットになり大ダメージを受けてしまいます。
ガード、避け動作
リーサルヒットできるブレイクアタックは28Fよりも遅く設定されているので、ガードインパクトされた後に何もせずガードすることでやり過ごすことができます。
また、相手の攻撃が遅いほど横移動などで回避することもできるので、あえて何もせずじっとしていることも大切です。
もちろん何もしないということは、ガードできるまでの間の攻撃を受けてしまうということなので、覚悟を持って行動を決めましょう。
また、相手の攻撃が遅いほど横移動などで回避することもできるので、あえて何もせずじっとしていることも大切です。
もちろん何もしないということは、ガードできるまでの間の攻撃を受けてしまうということなので、覚悟を持って行動を決めましょう。
起き攻め、起き上がりの駆け引き
ソウルキャリバーでは、ダウン状態や起き上がり行動に無敵(相手の攻撃が当たらない)状態がありません。そのため、起き攻めが非常に強力ですが、ダウンからの復帰方法も多く準備されています。
ここでは、最も基本的な読み合いについて解説します。また、起き上がりに関するシステムの詳細は、別ページを確認しましょう。
ここでは、最も基本的な読み合いについて解説します。また、起き上がりに関するシステムの詳細は、別ページを確認しましょう。
ダウンした側の駆け引き
相手の攻撃によって、こちらがダウンしてしまった場合の選択肢について説明します。
ダウン状態の基本選択肢は「起き上がらない」？
ソウルキャリバーでは、ダウン状態に無敵時間が無いとはいえ、ダウンしている相手に当てられる技は非常に少ないです。
また、その多くは縦斬りなので「横転（ダウン中にか）」することである程度の縦斬りを回避することができます。
相手の攻撃が空振りしているのを確認して、安全に起き上がりましょう。
また、その多くは縦斬りなので「横転（ダウン中に
か）」することである程度の縦斬りを回避することができます。相手の攻撃が空振りしているのを確認して、安全に起き上がりましょう。
起き上がりの基本は「一度ダウン追撃を受けてから起き上がる」？
ダウン状態で攻撃を食らったら、即座に後受け身(地面に着地する瞬間に+G)を取りましょう。
ダウン追撃を受けた後は相手との間合いが離れることが多く、そこから後受け身で相手との間合いをさらに離しながら安全に体制を整え直すことができます。
+G)を取りましょう。ダウン追撃を受けた後は相手との間合いが離れることが多く、そこから後受け身で相手との間合いをさらに離しながら安全に体制を整え直すことができます。
起き上がるときは「必ずガードボタンを押しながら」
前述の通り、起き上がり行動中も相手の攻撃が当たる可能性があるので安全とは言えません。
そのため、起き上がるときはガードボタンをしっかり押して立ちガード、もしくはしゃがみガードをしながら起き上がりましょう。
そのため、起き上がるときはガードボタンをしっかり押して立ちガード、もしくはしゃがみガードをしながら起き上がりましょう。
壁際やリング際は危険なので横転で離れよう
壁際やリング際でダウンを取られたら、崖や壁から離れるように横転で転がって、安全な場所へ移動してから起き上がりましょう。
ダウン追撃は当たってしまうものの、壁コンボやリングアウトされることに比べたら圧倒的に安全です。
ダウン追撃は当たってしまうものの、壁コンボやリングアウトされることに比べたら圧倒的に安全です。
上記を軸に受け身を織り交ぜよう
ダウンしたときに毎回同じ行動をしていれば、その行動に合わせた手痛いダウン追撃を受けてしまいます。
そのため、上記に加えて受け身を織り交ぜることで的を絞らせないようにしましょう。
ダウン追撃で大ダメージを与えてくるキャラクターもいるので、そういう技を振ってくる相手や、起き攻めをしてこない相手なら早めに起き上がることも考えましょう。
そのため、上記に加えて受け身を織り交ぜることで的を絞らせないようにしましょう。
ダウン追撃で大ダメージを与えてくるキャラクターもいるので、そういう技を振ってくる相手や、起き攻めをしてこない相手なら早めに起き上がることも考えましょう。
ダウンを取った側の起き攻め選択肢
ダウンした側の選択肢を軸に、起き攻めの選択肢を構築しましょう。
まずは相手の横転や後転に当たる技で択を迫ろう
ソウルキャリバーでは、ダウンしたら「まず起き上がらないのがセオリー」です。そのため、相手の横転や後転に当たる技をピックアップして、起き攻めを構築しましょう。
このとき相手の横転にも当たるような縦斬りがあれば、最も強力な選択肢と言えます。
このとき相手の横転にも当たるような縦斬りがあれば、最も強力な選択肢と言えます。
隙の少ない技でダウン追撃して起き攻めを継続しよう
ダウン追撃が当たった後、相手が受け身などで起き上がる可能性が高いので、隙の少ない技でダウン追撃することで相手の起き上がりに対してプレッシャーを掛け続けることができます。
ソウルキャリバーシリーズでは、隙の少ないダウン追撃技として+Kがよく使われます。
ソウルキャリバーシリーズでは、隙の少ないダウン追撃技として
+Kがよく使われます。受け身に対する選択肢を準備しよう
受け身はダウンせずに即座に起き上がることができる強力な選択肢です。しかし、受け身中も攻撃を受けてしまう可能性があり、受け身後もガード以外の行動ができないタイミングが存在します。
そのため、相手の受け身を考慮した選択肢を準備しておくと、さらに起き攻めの幅が広がります。
特に、受け身中の無防備なタイミングに攻撃を当てる行動を『受け身確定』といい、非常にハイレベルな選択肢です。
そのため、相手の受け身を考慮した選択肢を準備しておくと、さらに起き攻めの幅が広がります。
特に、受け身中の無防備なタイミングに攻撃を当てる行動を『受け身確定』といい、非常にハイレベルな選択肢です。
あえて起き攻めをせずに位置取りを優先するのもアリ
ダウンした相手がまず考えることは「いかに安全に起き上がるか」です。それを利用して、あえて起き攻めをせずに有利な位置取りを行うことも重要な選択肢です。
特に壁際やリング際であれば、安全な位置に移動してから起き上がろうとする相手を横移動で追いかけたり、中/遠距離が得意なキャラであればダウン中にバックステップして間合いを離すこともできます。
ダウンを取ったら、自由な行動ができる圧倒的有利な状態ということを意識しましょう。
特に壁際やリング際であれば、安全な位置に移動してから起き上がろうとする相手を横移動で追いかけたり、中/遠距離が得意なキャラであればダウン中にバックステップして間合いを離すこともできます。
ダウンを取ったら、自由な行動ができる圧倒的有利な状態ということを意識しましょう。
連携技(派生技)による駆け引き
ソウルキャリバーでは、AAや6BBのように「技中にボタン(やレバー)を追加入力することで、連続で攻撃する技」があります。これらを『連携技』といい、2段目以降の技を『派生技』と呼びます。
この派生技が複数に分岐していて、どの派生技を出すのかによって択を迫ることができます。
また、派生が1つしかなくても、その派生を出すのか出さないのかで、派生技をヒットさせたり、反撃を受けず攻めを継続したりする択を迫ることができます。
かなり地味な駆け引きですが、相手に技をガードされると不利となる本作では非常に有効なので、攻撃パターンが単調と感じ始めたら派生の駆け引きを取り入れてみましょう。
この派生技が複数に分岐していて、どの派生技を出すのかによって択を迫ることができます。
また、派生が1つしかなくても、その派生を出すのか出さないのかで、派生技をヒットさせたり、反撃を受けず攻めを継続したりする択を迫ることができます。
かなり地味な駆け引きですが、相手に技をガードされると不利となる本作では非常に有効なので、攻撃パターンが単調と感じ始めたら派生の駆け引きを取り入れてみましょう。
ガードクラッシュを意識した駆け引き
相手の攻撃をガードすることで「ガード耐久値」が減少し、ガードクラッシュ可能な技でガード耐久値を減らしきると「ガードクラッシュ」が発生します。「ガード耐久値」はラウンドを持ち越す値なので、本作の大きな要素の一つとなります。
「ガード耐久値」の減少具合は、体力バーの周りの色で大まかに判断することができます。特に、体力バーの周りの色が赤色の場合は残20%以下であることを示しており、相手にガードクラッシュのプレッシャーを与えることができます。
詳細については、別ページを参照下さい。
ガードクラッシュ可能な技の多くは縦斬りに集中しているため、ガードクラッシュしたい場合には縦斬りをガードさせる必要があります。
逆にガードクラッシュされたくない場合は、ガードではなく横移動などで相手の攻撃を避ける必要があります。
上記の思考を中心にガードクラッシュ間際の駆け引きが行われます。
また、相手の思考/行動を制限させるために、ダメージではなく相手のガード耐久値を削る戦術も存在するので、勝ちに行き詰まったら取り入れてみましょう。
「ガード耐久値」の減少具合は、体力バーの周りの色で大まかに判断することができます。特に、体力バーの周りの色が赤色の場合は残20%以下であることを示しており、相手にガードクラッシュのプレッシャーを与えることができます。
詳細については、別ページを参照下さい。
ガードクラッシュ可能な技の多くは縦斬りに集中しているため、ガードクラッシュしたい場合には縦斬りをガードさせる必要があります。
逆にガードクラッシュされたくない場合は、ガードではなく横移動などで相手の攻撃を避ける必要があります。
上記の思考を中心にガードクラッシュ間際の駆け引きが行われます。
また、相手の思考/行動を制限させるために、ダメージではなく相手のガード耐久値を削る戦術も存在するので、勝ちに行き詰まったら取り入れてみましょう。
駆け引きの目線から見たリバーサルエッジ
ソウルキャリバー6で新たに追加されたシステムで、非常に尖った性能をしているものの様々な用途で使うことができます。
ここでは、本ページで解説されている「駆け引き」の目線から利用用途について解説します。
なお、リバーサルエッジそのものの解説については、システム解説を参照ください。
ここでは、本ページで解説されている「駆け引き」の目線から利用用途について解説します。
なお、リバーサルエッジそのものの解説については、システム解説を参照ください。
対「二択」用防御手段
リバーサルエッジの最大の特徴は、ブレイクアタックやガード不能を除いて、一定時間相手の攻撃を全て捌いてしまうという点です。
特にリターンが大きい技の多くは攻撃後の隙も大きいので、自動的に派生する『リバーサルエッジ攻撃』を避けることができません。
相手との間合いに関係なく、「攻撃による二択」を強要される場面では非常に効果を発揮します。
特にリターンが大きい技の多くは攻撃後の隙も大きいので、自動的に派生する『リバーサルエッジ攻撃』を避けることができません。
相手との間合いに関係なく、「攻撃による二択」を強要される場面では非常に効果を発揮します。
連携技にプレッシャーをかける
リバーサルエッジは、ホールド入力することで『捌きかまえ』を継続し、ボタンを離したタイミングで『リバーサルエッジ攻撃』を出します。
これを利用して、前述の連携技に対して「出し切り」を選ぶのか「途中止め」を選ぶのかを強要させることができます。
リバーサルエッジ側が読み勝てば、大量のソウルゲージに加えて『専用かけひき』による追加ダメージのチャンスが生まれます。
逆にリバーサルエッジ側が読み負ければ、出し切りの技をカウンターで食らってしまったり、『リバーサルエッジ攻撃』を避けられて大ダメージを受けてしまうリスクがあります。
これを利用して、前述の連携技に対して「出し切り」を選ぶのか「途中止め」を選ぶのかを強要させることができます。
リバーサルエッジ側が読み勝てば、大量のソウルゲージに加えて『専用かけひき』による追加ダメージのチャンスが生まれます。
逆にリバーサルエッジ側が読み負ければ、出し切りの技をカウンターで食らってしまったり、『リバーサルエッジ攻撃』を避けられて大ダメージを受けてしまうリスクがあります。
様子見に圧倒的に弱い
リバーサルエッジは、相手のリターンの大きい行動に対して強いのに対して、牽制などに使われる隙の少ない技に弱いです。
また、それ以上に相手が何もしてこなかったときに大きな隙を晒すことになるので、非常にハイリスクな行動であることを理解しておきましょう。
加えて、リバーサルエッジはガードゲージを20%消費する行動なので、相手の攻撃をただガードするよりも大きな代償を支払っていることも意識しましょう。
また、それ以上に相手が何もしてこなかったときに大きな隙を晒すことになるので、非常にハイリスクな行動であることを理解しておきましょう。
加えて、リバーサルエッジはガードゲージを20%消費する行動なので、相手の攻撃をただガードするよりも大きな代償を支払っていることも意識しましょう。
「遅らせ」による駆け引き
ソウルキャリバーの根幹は「いかに相手を動かさせて、その隙に攻撃を当てるか」であり、最終的な立ち回りの目的はそこに集約されます。
そんな中で相手の行動を誘発するための手法として『遅らせ』というものが存在します。五分の立ち会い状況において、あえてガードしつづけ何もしない状況を長めに取ることで「何もしないならコチラから仕掛けようかな？」と相手に思わせる行動のことを指します。
そして、『遅らせ』に誘導されて、相手が動こうとガードを解いたところに攻撃をヒットさせるという戦い方です。
この『遅らせ』は、相手が「動いても良い」と考えるタイミングを読む必要があり、この感覚を『体内』とも表現されます。
技や連携技を最速で出さない『ディレイ』とは違った意味合いで使われる用語です。
上級者同士の対戦で、双方ガードで固まっていたり、近距離でステガしあっていたりする場面は、この『体内』や『遅らせ』による駆け引きが行われている場合があります。
そんな中で相手の行動を誘発するための手法として『遅らせ』というものが存在します。五分の立ち会い状況において、あえてガードしつづけ何もしない状況を長めに取ることで「何もしないならコチラから仕掛けようかな？」と相手に思わせる行動のことを指します。
そして、『遅らせ』に誘導されて、相手が動こうとガードを解いたところに攻撃をヒットさせるという戦い方です。
この『遅らせ』は、相手が「動いても良い」と考えるタイミングを読む必要があり、この感覚を『体内』とも表現されます。
技や連携技を最速で出さない『ディレイ』とは違った意味合いで使われる用語です。
上級者同士の対戦で、双方ガードで固まっていたり、近距離でステガしあっていたりする場面は、この『体内』や『遅らせ』による駆け引きが行われている場合があります。
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