ソウルキャリバー6 Wiki - 対戦で勝てない人へ
やるからには勝ちたい。でもどうしたら強くなれるの?という人に向けた簡単なアドバイスです。
初心者向けアドバイスも確認しておこう。

目次

まずは動画を見よう

ソウルキャリバーを遊ぶときのコツ、注意点、おもしろいところなどをじっくり解説した動画があります。まずは暇な時間にこれを見よう。

ムキになるな。レバガチャするな。ボタンを連打するな。まずは落ち着け。

初心者によくありがちなのが、追い詰められてパニックになり、ひたすらボタンを連打してその隙を突かれて負けるというミスです。
このゲームでは、基本的に「攻撃をガード&避けられたら基本不利」だという事を覚えておいて下さい。このゲームがボタン連打では絶対に勝てないと言われている最大の要因が、まさにコレです。

たとえ追い詰められて絶体絶命の状況になったとしても、まずは落ち着いて相手の攻撃をガードして下さい。
そこに必ず相手の隙が生じるので、「相手の攻撃を避けながら反撃できる技」を出してみたり、ガードインパクトを狙ってみたり、投げや発生の早い技で反撃を狙ってみたり、8way-runで相手の縦斬りの回避を狙ってみたり、とにかくボタン連打ではなく冷静に落ち着いて対処しましょう。
当然、こちらの反撃行動に対して対戦相手との読み合いや駆け引きが発生しますが、少なくともレバガチャやボタン連打をするよりは遥かにマシなはずです。

これはこちらが攻めに回った時も同様で、あと一撃で相手を倒せるからといってボタン連打しているようでは、その隙を突かれて逆転されるというケースも珍しくありません。
まずは慌てないで落ち着く事。どんな状況でも冷静さを失わない事を心がけましょう。

まず、ボタンの特徴を覚えよう

B攻撃(縦斬り)はメインウェポンです。B攻撃をたくさん相手にヒットさせるのが勝利の鉄則になります。
しかし、闇雲に出しても相手は横移動でかわしてくるのでA攻撃で横移動を止めたり、反対に相手に攻撃を空振りさせ、その隙にB攻撃を当てるという読み合いがソウルキャリバーの基本中の基本です。

A攻撃(横斬り)は素早い攻撃で、また横移動に強い。ダメージは少ないものの使いやすさではB攻撃に勝ります。
しかし、上段攻撃や下段攻撃であることが多いので、しゃがみガードに当たらず、またリーチが短いことが多いのでバックステップでかわされてしまう。かわされてしまうと相手のB攻撃を食らうので悩みどころ。
A攻撃の弱点であるバックステップやしゃがみガードにはB攻撃が当たることが多いので、AとBは互いに弱点を補い合う関係にあることを覚えておこう。
ボタン攻撃/行動長所短所使いどころ
A横斬り攻撃が速い。
横移動に強い。
ダメージが低い。
リーチが短い。
しゃがみに弱い。
横移動する相手への牽制として当てる。
B縦斬りダメージが高い。
リーチが長い。
しゃがみに強い。
攻撃が遅い。
横移動に弱い。
空振りの隙に当てる。
バックステップする相手に当てる。
しゃがむ相手に当てる。
Kキック出るのが速い。ダメージが低い。
リーチが短い。
小回りがきくサブ攻撃として使う。
Gガード相手の攻撃を防ぐ。
ガード後は先に動ける。
移動や攻撃ができない。
投げに弱い。
相手が攻撃してくると思ったときと、自分の攻撃がガードされた後に押す。
押しっぱなしで連続攻撃も防げる。

2D対戦格闘ゲームに例えると

「K=弱、A=中、B=強」とイメージするとわかりやすい。ただし、小足小パンで固めつつコンボにいくのではなく、相手の隙に強攻撃を差し返すゲームである。
中攻撃を振って牽制しつつ、相手が固まるなら投げを、攻撃を出してくるならかわして大攻撃を当てるというイメージ。
レバー後ろでは移動になってしまいガードができないことだけ注意しておこう。

基本的な立ち回り

ソウルキャリバーは攻めるにしても守るにしても「移動する」ことが非常に重要になってくるので、「ステップ」と「8WAY-RUN」をしっかりと理解して、正しく操作できるようになっておこう。
  • ステップ:8方向いずれかを1回入力し、ニュートラルに戻す。主に間合いの調整をするとき、特に下がって相手の攻撃をかわすのに使う移動方法。
  • 8WAY-RUN:8方向いずれかを2回入力し、2回目を押しっぱなしにする。8WAY-RUN中は、RUN状態専用の技を出せる。位置取りのために機能するが、主としてはRUN中の技を出すために使うことが多い移動手段。

相手との距離毎の駆け引き

自キャラの武器が長いキャラは、相手を近付かせないように戦えば一方的に有利な状況で立ち回れる。反対にリーチが短いキャラはなるべく接近を試みなければいけない。
接近したくてもリーチの長い攻撃を振り回されて近づけないまま、何も出来ずにやられることは初心者に多いであろうパターン。これを打開するには、先ほどの表にまとめたような、大まかな技性能の傾向を知ることから始まる。

このゲーム全般の傾向として、以下の特徴がある。
  • リーチの超長い攻撃は「突き技(Bの縦斬り)」が多いので、横移動または斜め移動で避けることができる
  • 横移動を止める攻撃は「なぎ払い攻撃(Aの横斬り)」が多く、またその多くは上段攻撃が多いのでしゃがむとスカすことができる
これを踏まえた上で、以下のような攻防を展開していく。
  • 遠距離
    斜めや横移動で相手の突き技をかわしつつ接近、または空振りに反撃を叩きこむ
  • 中距離
    横斬りが登場してくる間合いなので、移動しつつも時には様子見で足を止めてガードしたり、上段横斬りを使う相手の場合はしゃがんで空振りに反撃したり、またそういう素振りを見せつつ一気に接近したりする
  • 近距離
    ここまで近づけたら本格的な攻防が始まる。中距離戦まではあまり重要でなかった「有利と不利(先に動けるのはどちらか)」という考え方が超重要になってくる。
    このゲームでは大半の技がガードされたら不利(=相手のほうが先に動ける)という設定になっている。そのため、ガードされているにも関わらずさらに攻撃を試みると、相手の攻撃をカウンターで食らってしまう。
    近距離戦で攻撃を出す場合は自分の攻撃が当たっているかガードされているかをチェックするとよい。
【近距離での攻防の例】
・AAを出して、ヒットした場合の選択肢
 →発生の早い技でさらにおさえこむ(カウンター狙い)
 →横斬りで移動を止める
 →足を止めてガードする相手に、中段と下段の二択
・AAを出して、ガードされた場合の選択肢
 →ガード(カウンター狙いや横移動対策の攻撃をガードして次に有利になるのを狙う)
 →横移動(大ダメージの中段は縦斬りであることが多いので、それをかわす狙い)
 →バックステップ(横斬り・下段・投げは短いことが多いので、それをかわす狙い)
もちろん例外な技も存在する(横斬りで中段、ガードさせて有利、etc.)そういった技は発生が遅かったり、威力が低かったり、当てても有利じゃなかったり、ガードされると隙が大きくて反撃が確定したりするなど、別のところに弱点があることが多い。

自分の使いたいキャラクターのことを知ろう

使いたいキャラクターの特徴を、ゲーム内の「戦術指南」や技表の「主力技」などを参考にしながら、そのキャラクターの技を色々と出してみましょう。
3D格闘ゲームは全ての行動に名前がついているので、『全部覚えるのはムリ!』と思うかもしれませんが、基本は「簡単なレバー入力とボタンの組み合わせ」なので、深く考えずに「この入力するとこういう動きをする」という感覚で覚えておきましょう。

出したい技・出したいコンボを、自分の考えた通り間違えずできるようになることが第一の目標です。
アーケードなどの一人用モードで、戦っている最中でもいちいち頭で考えずとも「手が覚えている」というくらいにキャラクターを自然に動かせるよう、練習しましょう。
その段階まできたら、再度このページをチェックして、戦略を練りましょう。

フレームなんて覚えなくていい

「フレームを覚えないと勝てない」と思っている人や、フレームを過度に気にし過ぎてガチガチに動けなくなって負けてしまう人が多い。
最終的にはフレームも大事になってくるものの、それが本当に必要になるのは「フレーム覚えてなくても勝てるようになってから」ということを覚えておいてほしい。

まずは↓のような覚え方で十分。上級者になるまでフレームを覚えなくていい。フレームという概念に振り回されて、テンプレ行動しか取れなくなって上達が遅れるデメリットの方が遥かに大きい。
  • 相手のこの技には、自分のこの技で反撃できる。
  • 相手のこの技とこの技のつなぎには、自分のこの技で割り込める。
  • 相手のこの技をガードしたら、手を出さずに横移動する。

対戦を繰り返して慣れよう

大まかな戦い方がわかってきたら、オンライン対戦で人間相手に腕試しをしてみよう。しかし、攻めの動きを手で覚えて無意識に繰り出せるようになるには慣れが必要です。
負けても何かを失う訳ではないので、試合数を沢山こなして経験を積み重ねましょう。

Twitterではソウルキャリバーの対戦相手を募集している人が多くいます。相手探しに利用するといいでしょう。
「キャリバー」や「ソウルキャリバー」というキーワードを入れたり、「#SC6カジュマ募集」「#キャリバー6カジュマ募集」といったハッシュタグをつけると、募集ツイートが人目につきやすくなります。

一方的にボコられて、なす術もなくやられたら

こういう時は、相手の技に反撃を入れてないのが原因な事が多い。やられた技や連携を、トレーニングモードを使ってどこで割り込めるか、どこに反撃が叩き込めたのかをしっかり確かめておこう。

あとは、実戦でその技に反応して対応できるよう経験を積む。経験を積むことで「ここは多分この技を出してくるから、こうしよう」と事前予測が立てやすくなり、予測ができれば反応速度も(そんなに)必要ではなくなる
反復練習と経験は超大事。マジ大事。

起き攻めへの対処

対策は起きないの一言につきます。

このゲームは、寝ている相手に当てられる技はごく一部で、その多くは縦斬りなので、「横転(ダウン中に下か上キー)」することである程度の縦斬りを回避することができます
さらに横転は、一度に二回転まで転がることができます。連続で三回転すると起き上がってしまいますが、二回転目で一度止めればさらに横転することができるので、相手の攻撃が空振りしているのを確認してから安全に起き上がることができます。
起き上がるときは、ガードボタンをしっかり押して、立ちガード、もしくはしゃがみガードをしながら起き上がりましょう。

ちなみに、吹っ飛ばされた時に着地するタイミングでレバー入力+ガードボタンを押すと、受け身が発生します。
受け身をすることで素早く体勢を立て直すことが出来ますが、受け身動作中は無防備なので、最初は吹っ飛ばされてもボタンを押さずにダウンしてしまいましょう。

寝てても一生攻撃を当てられる!攻撃がスカらない!

転がっていても攻撃を食らってしまう場合があります。それで良いのです。
もし、ダウン中に攻撃を食らったら後方向にガードボタンを連打してみましょう。後受身が出て相手との距離がかなり離れます。これでほぼ安全です。
相手との距離を取って次の読み合いに備えましょう。

ただし、ダウン中でも大ダメージを与えてくるキャラクターもいますので注意しましょう。
そういう技を振ってきたり、寝っぱなしに何もしないようなら早めに起きることも考えましょう。
起き上がる時は、立ちガードかしゃがみガードをするのを忘れずに。

ソウルゲージをケチるな

ソウルゲージを最終ラウンドまで温存したまま負けてしまう初心者が多いです。
特にソウルチャージは、発動したときの衝撃波で相手の攻めを拒否する上に、間合いを強制的に離し、さらに約10秒間の強化状態になれるので、十分逆転を狙うことができます。
何もせずに負けてしまうくらいなら、クリティカルエッジやソウルチャージを積極的に使いましょう。

マッチポイントが取られそうなときはソウルゲージの使いどき

ソウルゲージは意識しなくても比較的溜まりやすい上に、マッチポイントを取られると1ゲージ分増加します。
また、ソウルゲージは2本分以上ストックできないので、マッチポイントが取られそうな状態で1.5本程度まで溜まっているのであれば、思い切ってクリティカルエッジやソウルチャージに使ってしまいましょう。
ソウルゲージが満タンに近い状況でマッチポイントを取られるのが、一番モッタイナイです。

相手の体力が黄色くなったらクリティカルエッジの使いどき

キャラクターによってダメージの差異がありますが、クリティカルエッジのダメージは80点前後に設定されています。
体力バーが黄色になるということは、全体力の30%である72点以下になったことを指しているので、クリティカルエッジをヒットさせれば、相手をそのままKOさせることができます。

逆に、相手の体力バーが黄色になると相手のクリティカルエッジの威力が上がり、相手の体力が少ないほど倍率が上がります。
相手の体力を頑張って削っているうちに、相手のクリティカルエッジが当たって大逆転される、なんていうこともあります。

もしも相手の体力が黄色の状態でコチラのソウルゲージが1本以上あれば、相手の隙だらけの攻撃に対してクリティカルエッジを狙ってみましょう。

投げ抜けに必要なのは反応速度じゃない

投げが来そう!でも、バックステップで下がれない!
というときは、ガードボタンを押しながら攻撃ボタンを連打することで、投げを抜けることができます。投げは、前投げと後投げの2種類あるので、レバーを後方向に入れていれば後投げを、それ以外は前投げを抜けることができます。
この時、相手の下段攻撃に注目しながらガードしていると、投げ以外では崩すことが困難になる非常に硬いガードとなります。

まとめ

  • まずは位置取りを意識しよう
    自分のキャラにとって有利な間合い、または相手のキャラが苦手な間合いになるように動こう。
  • 攻撃は適切に
    攻撃を出す時は「相手がそこに居れば、出した技が当たる」距離で。最悪でもガードさせることができるように振ろう。
  • 状況はしっかり確認
    自分はステージのどこに居るのか、相手のクリティカルゲージはどのくらいあるのか。出した攻撃はガードされたのか、ヒットしたのか。落ち着いて自分のおかれている状況を把握しよう。
  • ダウンした時こそ冷静に
    相手はどんな追撃ができるキャラか。できればどの技を受けてダウンしたのかがわかるようになりたい。そうすれば、相手が仕掛けてくる可能性の高い起き攻めに対する心構えが出来る。残り体力に余裕があれば、寝ているところを切りつけられてもすぐには終わらない。落ち着いて対処しよう。

古参プレイヤーからの一言アドバイス集

「ソウルキャリバーV初心者用bot」で呟かれていた一言アドバイスのうち、ソウルキャリバー6でも有用なものを集めました。
リング位置、残り時間、ゲージ残量(体力ゲージ・ソウルゲージ・ガードゲージ)は暇な時間に見て確認する癖をつけましょう。具体的には、コンボが始まったときや投げ技が決まっている最中です。この間は相手の動きを凝視する必要はありません。

負けが込んでいるときは、起き上がりの方法が偏っていなかったかを最初に疑ってみましょう。すぐに受け身をとるにせよ、寝たまま一度やりすごすにせよ、どちらかに偏ればそこを狙われてしまいます。転がる方向も適度に変えることを忘れないようにしましょう。

22Bや33Bのようなコマンドの技は、既に8way-runしている状態からであれば「対応する方向に入力しながらボタン押し」で出せます。たとえば、22で手前方向にRUNしていれば、(ニュートラルを挟まずに)3Bと入力するだけで33Bを出すことができます。

ガードゲージが真っ赤になっても諦めてはいけません。ガードクラッシュできる技は縦斬りが多いので、横移動を増やせば相手の攻撃を空振りさせて大逆転という展開も十分にありえます。

画面端に追い詰められると逃げ場がなくなって、2Aなどの小技を打ち返したくなることはよくあります。しかし、人によってはその小技をガードインパクトで狙っているかもしれません。有利になったからといっても手を出さず、いったん横にまわって画面端を脱出するのがベターな戦法です。

ガードボタンを押すことに慣れていない人は、コントローラの持ち方を一工夫しましょう。いつでもすぐ押せる場所にガードボタンを設定して、何もしてないときは必ずガードボタンを押しているという癖をつけましょう。

牽制技は先端ギリギリを当てるのが最も効果的です。トレーニングモードでどれくらい離れた場所からなら先端が当たるかを調べて、身体で覚えるくらい繰り返し出して、感覚を身につけましょう。

負けが込んできたときは、自分のコンボが決まっているか思い出してみましょう。ガードされているなら投げと下段が足りません。空振りしているなら横斬りや前ダッシュが足りません。技を潰されているなら、相手の攻撃をスカす動きが足りていません。

縦斬りを打ってもかわされて、横斬りを打っても当たらないというときは、技を出すタイミングが単調になっている可能性が高いです。次からは一度前ダッシュや横移動などを攻撃前に挟んで、攻めのリズムを変えるべきです。

どのキャラクターも側面投げは比較的強力です。至近距離で横ステップから投げれば側面投げが成立するので、側面をとってからの中段・投げ二択は狙う価値があります。有利になったら横移動からの側面攻めをやってみましょう。

このゲームは床の模様にも意味があります。リング端に近づくと模様が変わるので、自分のキャラがどこに立っているか模様を見て判断し、画面端を抜け出すのに役立てましょう。上級者は床を見ています。

食らうとダウンする主力下段攻撃は、出始めに頭が下がったり、武器を後ろに振りかぶったりすることが多いので、それを見たら警戒してしゃがみガードができるように、動きに目を慣らしましょう。

相手をダウンさせたら、まずはダウンに当たる小技(2Kなど)を重視しましょう。起き上がりを狙って投げで掴もうとして空振りしている人がいますが、それは起き上がる癖のある人にのみ有効で、寝たままやり過ごされるとチャンスを一回捨てていることになります。

起き攻めでダウン状態に2Kを当てるとコチラが有利なので、すぐに前ダッシュしてさらに攻めることができます。ただし、相手の起き上がり立ちガードに2Kが当たったときは当然不利なので、起き攻めで2Kを打つときはダウンに当たったのか立ち状態に当たったのか見るようにしましょう。

このゲームはいわゆる「強い技」がたくさんあります。しかし、どの技も空振りすれば必ず隙があり、縦斬りを当ててコンボを入れることができます。相手の攻めがキツく感じるときは、試合後に相手の技の弱点を調べる癖をつけましょう。「上段」「縦斬り」「短い」という三つが主な注目ポイントです。

相手の攻撃には必ず「弱点」があります。弱点を探す癖をつけましょう。たとえばその技が上段攻撃なら、しゃがめば隙だらけ。縦斬りなら横移動すれば隙だらけ。短い技はバックステップすれば隙だらけです。空振りしたところに痛い反撃を叩き込みましょう。

攻撃の出が早い、中段攻撃でしゃがめない、リーチが長い、横に広い…といった長所をもつ技は、空振りさせるのが難しい反面、ガードに成功すればこちらが有利になり、攻撃のターンがまわってきます。かわせないときはガードしましょう。場合によっては確定反撃が入ることも少なくありません。

間合いを詰めたり離したりする基本動作は正確・確実に毎回できるようにしておきましょう。2Kなどの小技を出し、足が引っ込むあたりで66、または4nと入力します。一気に加速する前後移動が出れば成功。ゆったりと動くようでは入力タイミングが間違っています。

投げ技は全キャラがもつ強力なガード崩しです。出るのもそこそこ速く、4〜5回当てればKOできる大きなダメージ量、コマンド投げであれば投げ抜けされてもダメージが入る、横移動を掴めることが多い…など長所が多いです。空振りしない限り強い一手となるため、前ダッシュ投げは常に出せるようにしておきましょう。

投げ技をきめて相手がダウンしたあとは「起き上がり攻め」(起き攻め)のチャンス。ダウン状態に当たる性質のある技でさらに攻撃しましょう。即座に2Kを出せば回避不可能なケースも多く、それを多用すれば嫌がる相手のしゃがみ起き上がりに中段からのコンボが決まるようになります。

空中に浮かされた状態で追撃を受けるときは、十字キー(レバー)を相手から離れる斜め後ろ方向に入れておきましょう。空中制御といって、落下地点を選べるシステムがあるため、この方向に逃げれば追撃をかわしやすいのです。ただしリングアウトには要注意。

中距離では、3すくみの読み合いを意識すると戦法がわかるはずです。牽制は接近に強く、接近は空振り待ちに強く、空振り待ちは牽制に強い。自分の攻撃がうまくいかないときはこのじゃんけん関係を思い出して、勝てる行動に切り替えましょう。

自分の技が空振りし続けていると思ったら、それは相手が空振りさせようと待っている可能性が高いです。その場合は前ダッシュから2K、前ダッシュから投げ、前ダッシュ中段攻撃、そして前ダッシュして一旦ガード、という四つを使って崩しましょう。

前ダッシュガードを覚えると中距離戦が上手くなります。相手がこちらの接近を追っ払いたいときは、上段または中段攻撃を打つはずで、最初から下段を打ってくることはないでしょう。ということは前ダッシュガードすれば必ず有利から次の接近戦が始まるのです。

ダウン中に横転するときは回転数に注意。3回転連続で転がると勝手に起き上がってしまうので、これを知らないと危険です。十字キー(レバー)を短く一回だけ上下に入れることで出せる一回転分の横転を使うように心がけるとよいでしょう。

しゃがみ状態からは、レバーニュートラル技や1,2,3方向入力技が出ません。そこで「強制立ち入力」。技の硬直中にステップをいれておけば、硬直が解けた瞬間から立ち状態になるテクニックです。例)2Aヒット〜硬直中に6n〜3B こうすれば2Aから3Bがだせるようになります。

週に一度のペースで腕試しの大会を開催している「もるどん杯」は要チェック。対戦に慣れてきたら優勝の自信がなくても参加しましょう。ふだんとは違う緊張感が味わえますし、観戦で盛り上がるのも楽しいものです。

まずは「有利」「不利」をきちんと理解しましょう。相手より先に動き出せる状況が有利、その反対が不利。先に動けるということは同じ技を出し合っても相手より先に攻撃できるということ。有利な場合は攻め、不利な場合はガードする。これが最初の基本です。

攻撃を当てた場合(=攻撃成功)、ガードした場合(=防御成功)は次に有利な状態から始まります。攻撃を食らった場合(=防御失敗)、攻撃がガードされた場合(=攻撃失敗)は不利になります。2D格ゲーのように小技で固めることはできません。

試合中はなるべく自分のキャラクターを見ず、相手のキャラクターを目で追いましょう。敵の次の攻撃に見て対応するためにも、攻撃が当たったかどうか確認する「ヒット確認」をするためにも、自キャラを見ずに動かせるようにする必要があります。

有利なときは中段と投げの二択を仕掛けましょう。立ちガードするところに投げが、しゃがみガードするところに中段が当たればダメージを与えることができます。出す中段はコンボ始動技がよいでしょう。トレーニングモード技表の「主力技」リストを見ればコンボが紹介されています。

技がたくさんあってどの技を出せばいいかわからない人は、トレーニングモードの主力技リストに載っているものと「戦術指南」で解説されている技を使いましょう。どの場面でどう出すかは「戦術指南」の解説文を読むとよいでしょう。

移動の方法がやや難しいので慣れが必要です。後ろに下がるバックステップは4(後ろ)に短く入れてすぐ離し、他の格闘ゲームでよくある44入力のように二回目を入れたりしてはいけません。奥や手前に動くときは88(上2回)などの入力をし、2回目はずっと入れ続けます。

ふっとばされた時に上下左右いずれかを押しながらGボタンでとれる「受け身」。まずはたくさん受け身をとってみて入力タイミングに慣れましょう。上下どちらかに入れた時に出る横受け身が最初はおすすめ。Gは連打でOKです。受け身後はまだ不利なことが多いので防御も忘れずに。

受け身は四方向に可能ですが性質が違います。後受け身は距離が離れるのでダウン状態に追撃を食らったあとに出せば安全に仕切り直せる。横受け身は縦斬りをかわしやすいので追撃そのものを回避したいときに。前受け身は復帰が早いのでその直後に暴れて起き攻めをつぶすことが可能。

ガードインパクトは相手に一定時間の行動不能状態をつくりだし、小技を弾くと有利が大きくなります。リバーサルエッジは相手の攻撃を捌くので大技を捌かないと追撃が入りません。相手の出してくるであろう技によって使い分けましょう。

ガードインパクト成功後はコンボのチャンスですが、相手は行動不能時間中にインパクト返しだけはできます(リバースインパクト)。リバースインパクトの隙を狙って、ブレイクアタックを出すのも良い選択肢です。

8way-runは相手の苦手方向に移動するとより一層よけやすくなりますが、苦手方向がどちらか覚えるのは大変。画面を見るだけでわかる良い方法として「相手が武器を持っている腕(利き手)の反対方向に逃げる」というものがあります。これでだいたいの場合は縦斬りを効率よく回避できます。

縦斬りを8way-runでかわしたとき「あっ、空振りした!」と思う間に反撃のチャンスが終わってしまうのはよくあること。空振りの隙に攻撃を当てるには予測が大切です。相手が何か技を出すのが見えたら攻撃ボタンを押そう、という気持ちを持ちながら横移動をすれば即座に攻撃できるのです。

【中級向け】全体硬直の短い技を活用しましょう。発生が速く、リバーサルエッジで捌かれても隙も小さい(=全体硬直が短い)技は、相手のリバーサルエッジ攻撃よりも早く動いて回避できます。また、スカっても反撃されにくいので、牽制技・釣り技として上手に使いましょう。

【中級向け】ガードクラッシュされたくない相手は横移動が増える傾向にあります。横斬りのなかで、クラッシュさせたときに大きなコンボが入る技がないか調べておけば、横移動にもあたるし、ガードして割れたらコンボが入るという攻めが可能になります。