■瞑目・八雲襲ネ
意識を集中することで、さらなる高速の斬撃を繰り出すのが抜刀術の極意。
本流派では
B+Kなどのコマンドで「
瞑目・八雲襲ネ」の構えをとると人の目には捉えることのできない神速の攻撃を繰り出すことが可能だ。
この構えの特徴は、構えをとって即座に攻撃するよりも、集中力の高まりを待ってから攻撃することで威力や射程を伸ばせる点にある。
敵に攻める隙を与える危険性はあるが、ガードを固める相手に対しては大きな効果があると言える。
■天輪・鳥船
空中で傘を開くことで着地を遅らせ、敵の虚をつく攻撃を仕掛けられるのが特殊構えの「天輪・鳥船」。
「
与謝ノ天女」(
K)をヒットさせるなどすると移行することができる。
後述する「
淡雪の妙」が完成した状態でこの構えに移行すれば中段攻撃と下段攻撃のガード崩しが強力になる。
■剣気三景
剣で敵を斬るにはどのようなかけひきを制する必要があるのか、古くから日本の剣術ではその分析が深められてきた。
本流派はその精髄を伝承し「
剣気三景」と呼ばれる独自の極意に発展させた。
それは以下の三つの状況下で攻撃をヒットさせることで、対応する攻撃をパワーアップさせることができるというものである。
- 「淡雪の妙」
敵の攻撃態勢が整う前に斬ること。ガード中の相手や、8WAY-RUN中の相手に攻撃をヒットさせた場合などがこれに当てはまる。
6回成功させることで「淡雪の妙」は完成し、「藤浪ノ思ヒ薙ギ」(天輪・鳥船中にA)や「天下ル渡リ月」(天輪・鳥船中にB)が強化される。敵のガードを崩すのにより効果的な攻め方が可能になるのだ。
- 「月影の妙」
敵に攻撃を出させ、その隙を斬ること。技の空振りの隙を斬ったり、隙の大きい攻撃をガードした後の確定反撃がこれに当てはまる。
4回成功させることで「月影の妙」は完成し、「雨夜ノ蔭リ月」(B+K)のリーチと威力が強化される。攻撃発生が早く射程に優れたこの技は、反撃手段として超強力だ。
- 「花霞の妙」
敵の攻撃動作に対して、その出かかりを斬ること。アタックカウンターをとった場合がこれに当てはまる。
5回成功させることで「花霞の妙」は完成し、「巫ノ雨障ミ」(A+B)などが強化される。アタックカウンターをとりやすいこの技が強化されれば敵は委縮せざるを得ないだろう。