ソウルキャリバー6 Wiki - リバーサルエッジ攻略
ソウルキャリバー6で導入された、新たな防御システム『リバーサルエッジ』について解説します。
初心者向けシステムとして導入され、既存/新規プレイヤー問わず賛否が分かれてはいるものの、ソウルキャリバー6において重要なシステムなので、性質をしっかり理解しておきましょう。

目次

リバーサルエッジとは何かを知ろう

B+Gを入力することで、相手の攻撃を「さばく」ことができるシステム。
B+Gを離すと中段の縦斬り攻撃を繰り出すようになっていて、繰り出した縦斬り攻撃が相手にヒットすると『専用かけひき』へと移行します。
さばき構えリバーサルエッジ攻撃

この『専用かけひき』に勝つと追加でダメージを与えることができる代わりに、かけひきに負けるとダメージを受けることになるので注意が必要になります。

さばき構えとリバーサルエッジ攻撃を知ろう

リバーサルエッジは、B+Gを押したときに発動する『さばき構え』と、B+Gを離したときに発動する『リバーサルエッジ攻撃』の2段階で構成されています。

さばき構え

B+Gを入力すると、白いエフェクトと共に武器に白いオーラが纏った『さばき構え』状態になります。
この『さばき構え』状態は、入力から6Fで発動しブレイクアタックやガード不能技以外の攻撃を全て「さばく」ことができます
あくまで相手の攻撃を受け流すだけなので、ガードインパクトのように相手の攻撃モーションを止めることはできません。

また、B+Gを押し続ける(ホールドする)ことで『さばき構え』状態を延長することができます。
このホールド入力を利用して、『さばき構え』状態をいつ解除するのか、相手の攻撃の切れ目を見極める必要があります。

リバーサルエッジ(さばき構え)は、発動時にガード耐久値を20%消費、ホールド入力によって最大22%まで消費します*1
その代わり、相手の攻撃をさばくことに成功するとソウルゲージが増加するとともに、ガード耐久値が少し回復します。
しかし、『さばき構え』状態の間にブレイクアタックやガード不能技を食らった場合は、ガードインパクト同様『インパクトカウンター』が発生するので注意しましょう。

リバーサルエッジ攻撃

『さばき構え』状態からボタン(B+G入力)を離すと、自動的に『リバーサルエッジ攻撃』と呼ばれる中段縦斬り技を繰り出し、リバーサルエッジ攻撃が相手にヒットすると、『専用かけひき』と呼ばれる状態へと移行します
また、相手の攻撃を1回以上さばくor『さばき構え』を最大までホールドすると、『リバーサルエッジ攻撃』にブレイクアタック属性(赤い稲妻のエフェクト)が付与されます。
ブレイクアタック属性が付いたリバーサルエッジ攻撃はガード可能*2ですが、相手のガードインパクトやリバーサルエッジを貫通し攻撃がヒットします。また、レジストインパクトでのみ弾くことが可能です。

リバーサルエッジは、一部の例外を除いて必ず『リバーサルエッジ攻撃』を出すので、相手がリバーサルエッジを出すと感じたら、基本的には横移動で『リバーサルエッジ攻撃』を避け、空振りの隙を攻撃しましょう。
そのほか、『リバーサルエッジ攻撃』はキャラクター毎に攻撃リーチや攻撃発生(フレーム)などが異なるので、各キャラの『リバーサルエッジ攻撃』の性能は、後述の「各キャラクターの性能」で解説します。

『専用かけひき』のルールを知ろう

リバーサルエッジ攻撃が相手にヒットすると『専用かけひき』の演出が始まり、演出中にボタンorレバー入力して行動を選択します。
それぞれの行動に対する勝ち負けのルールが決められており、勝った側の攻撃がヒットします。
RE攻撃がヒットするとエフェクトが発生エフェクトが消える前にボタンorレバーを入力入力内容に沿った行動を開始かけひきに勝った方の攻撃がヒット

『専用かけひき』で選択できる行動を知ろう

ここでは、『専用かけひき』演出中に入力に対する、キャラクターの行動について大まかに説明します。
キャラクター毎にどの行動がどのように強いかが異なるので、詳細については下記の「各キャラクターの特徴」か、各キャラの立ち回りページを参照しましょう。
攻撃ボタン入力
『専用かけひき』の最もスタンダードな選択肢であり、「じゃんけん」と評されるポイント。
ABKで三すくみの構造になっているので、まずはこの3行動を覚えましょう。
双方が同じ攻撃を選んでいた場合は、「あいこ」となって2周目に突入する。2周目でも同じ攻撃を選んでいた場合は、『リバーサルエッジを仕掛けた側の勝ち』になります。

リバーサルエッジの三すくみ

入力行動詳細
A横斬り上段の横斬り攻撃を出す。K(蹴り)に勝ち、B(縦斬り)に負ける。前進でかわされる
B縦斬り中段の縦斬り攻撃を出す。A(横斬り)に勝ち、K(蹴り)に負ける。軸移動でかわされる
K蹴り左方向に避けて蹴る。B(縦斬り)に勝ち、A(横斬り)に負ける。後退でかわされる
レバー入力
相手の攻撃を躱す「回避行動」の選択肢。
3つの攻撃選択肢のうちの1つにしか勝てないものの、読み勝てば大幅有利な状況を生み出せます。
入力行動詳細
6(前入力)前進屈みながら前に移動して、相手のA(横斬り)を避ける
2or8(右or左入力)軸移動右方向(左方向)に避けて、相手のB(縦斬り)を避ける
4(後入力)後退バックステップをして、相手のK(蹴り)を避ける
ガード
ABK全ての攻撃選択肢をガードする選択肢。『専用かけひき』の演出中に何も選択しなかった場合は、自動的にガードが選択されます。
比較的安全な行動だが、相手の攻撃選択肢をガードするとガード耐久値が大幅に減少するのが特徴。
さらに、B(縦斬り)をガードした場合はガード耐久値が50%削られた上に2周目突入し、2周目でB(縦斬り)をガードすると必ずガードクラッシュが発生します。
入力行動詳細
Gガード相手の攻撃をガードする。ガードに成功するとガード耐久値が大幅に減少する

あいこの時は2周目に突入

1周目で双方が同じ「攻撃選択肢」を選んでいた場合は、「あいこ」となって2周目に突入します。
そのほか下記の条件の時は、2周目の『専用かけひき』演出に移ります。

【2周目が行われる条件】
  • 双方が同じ「攻撃選択肢」を選んだ場合
  • 双方がガードを選んだ場合(ガード側がガード耐久値50%減少)
  • 双方がそれぞれ「B(縦斬り)」と「ガード」を選んだ場合
2周目は、1周目よりもさらに「リバーサルエッジを仕掛けた側」が有利なルールとなっています。
具体的には、以下のような違いがあります。

【1周目と2周目の違い】
  • リバーサルエッジを仕掛けた側が「攻撃選択肢」をヒットさせた場合、リーサルヒットになる
  • 双方が同じ「攻撃選択肢」選んだ場合は、リバーサルエッジを仕掛けた側の勝ち(リーサルヒット)になる
  • 双方がガードを選んだ場合は、リバーサルエッジを仕掛けた側がガードインパクトした状態(+28F有利)になる(リバースインパクト可能)
  • 「B(縦斬り)」をガードした場合は、ガード耐久値が100%減少し、必ずガードクラッシュが発生する
2周目の演出は1周目に比べて非常に短いので、入力をし忘れないように注意が必要です。

まとめ

リバーサルエッジの『専用かけひき』に関する大まかなルールは以上です。
キャラクターによって選択肢の性能が異なるため、細かくは後述の「各キャラクターの特徴」を参照しましょう。

また、「言葉で説明されてもよく分からない」という人向けに、以下に勝敗早見表を準備していますので、是非とも参照してください。

『専用かけひき』の勝敗早見表

リバーサルエッジへの対策

リバーサルエッジを食らって『専用かけひき』に移行してしまうと、どうしてもリスクを負ってしまうことになってしまう。
そのため、リバーサルエッジそのものへの対応策をしっかり把握しておきましょう。

様子見と横移動

リバーサルエッジに対する最も効果的な対策は、「相手がリバーサルエッジを使いそうな場面で攻撃をしない」になります。
後述の対策はリスクが高かったり、対象の技を覚える必要があったりなどある程度の知識を必要としますが、この対策は非常にシンプルなのでわかりやすいのが特徴です。

もし、コチラが様子見している状態で相手がリバーサルエッジをし始めたら、相手のリバーサルエッジ攻撃を横移動で避けてコンボを叩き込もう。

ブレイクアタック、ガード不能技

リバーサルエッジ対応技

リバーサルエッジは、『さばき状態』の終わりから『リバーサルエッジ攻撃』を繰り出すまでに、少し間があります。
そのため、相手の『さばき状態』に「技後の隙の少ない技」を当てた後は、横移動などで『リバーサルエッジ攻撃』を避けることができます。
この、リバーサルエッジでさばかれても回避することができる技を『リバーサルエッジ対応技』(もしくはリバーサルエッジ釣り技)と呼びます。
各キャラの『リバーサルエッジ対応技』は、各キャラの立ち回りページなどで確認をしましょう。
レジストインパクトを使ったリバーサルエッジ対応技
シーズン2に伴い、相手のブレイクアタックをレジストインパクトで弾くことが可能になった。
そのため、相手の攻撃を1回以上さばいた後のブレイクアタック属性が付いた『リバーサルエッジ攻撃』を、レジストインパクトで弾くことも可能になった。
ゲージを消費するものの、リバーサルエッジへの対抗策(兼ガード耐久値回復方法)の一つとして覚えておきましょう。

『専用かけひき』の読み合いを理解しよう

「リバーサルエッジで勝てない!」というプレイヤーは、非常に多い。
『専用かけひき』の読み合いに必要なのは、互いのキャラクターの各選択肢の強さと、その場面でのリスク・リターンが関係してくる。
さらに相手が「リターンを求めてくるのか」、それとも「リスクを抑えた選択肢を選ぶのか」を考えて、相手の心に読み勝っていこう。

リバーサルエッジを仕掛けた側が圧倒的有利

リバーサルエッジの『専用かけひき』は、基本的に「リバーサルエッジを仕掛けた側」が有利になっています。
具体的には、以下の点が挙げられます。
  • リバーサルエッジを仕掛けた側の攻撃が2周目でヒットした場合、リーサルヒットになる
    • リバーサルエッジを受けた側の攻撃が2周目でヒットしても、リーサルヒットにならない
    • 2周目で攻撃系の行動で「あいこ」となった場合、リバーサルエッジを仕掛けた側の攻撃が(リーサル)ヒットする
  • 2周目で両者が「ガード」を選択して「あいこ」となった場合、リバーサルエッジを仕掛けた側が有利な状況になる
    • ガードインパクトと同じ状況となり、尻もち(+28F有利)が発生する
    • リバースインパクトが可能で、リーサルヒット技の「ガードインパクトの隙にヒット」の条件にも当てはまる
  • リバーサルエッジを受けた側の攻撃が通った場合、攻撃の初段にのみ70%のダメージ補正がかかる

実は重要な「回避行動」

上記の通り、『専用かけひき』は「リバーサルエッジを仕掛けた側」が有利であり、2周目に移行するとさらにリターンが跳ね上がります。
そして「リバーサルエッジを受けた側」が、2周目への移行を確実に拒否できる選択肢が「回避行動」になります。

そのため、もし『リバーサルエッジ攻撃』を食らってしまったら、一番受けたくない選択肢に対応した「回避行動」を選んで、リスクを最小限に抑えるのもテクニックの一つになります。

また、「回避行動」が強い選択肢となるキャラクターも存在するので、詳細については「キャラクター毎の特徴」を参照してください。

状況によって変わるリスクリターン

特定の条件によってリスク・リターンが変動することがあり、読み合いの内容が変わる可能性があります。
例えば、「K(蹴り)」は左側に避けつつ相手を吹き飛ばす技が多く、リング際ではリターンが跳ね上がります。
そのほか、キャラ固有の条件など色んな要素が絡んでくるので、キャラ対策の一環として学んでいこう。

特に、『専用かけひき』演出中は展開が比較的ゆっくりなので、周りの状況を把握しやすい。
入力猶予をしっかり利用して、焦らずに読み合いを楽しもう。

リバーサルエッジで勝てなくても、試合で勝てば良い

前述の通り、リバーサルエッジを受ける側になると、どうしても『専用かけひき』に負けやすくなる。
また、仕掛ける側になったとしても、しっかりと読み合いをしていないと一方的に負け続けることが良くある。

逆に言えば、リスクリターンさえしっかり理解していれば、『専用かけひき』の勝負に負けたとしても被害を最小限に抑えることができ、試合の勝敗への影響も低くなる。

目の前の勝ち負けに囚われず、最終的な勝利に向けた読み合いの一つと捉えよう。

みんな知らないリバーサルエッジの豆知識

捌き回数は最大10発まで

カウンターヒットでダメージアップする

双方が「ガード」「回避行動」を選んだ時、フレーム的な有利/不利がある

「ガード」をしたときにジャストガードができる

リバーサルエッジ性能について

リバーサルエッジ攻撃は、キャラクター毎に性能が異なる。
ここでは顕著な項目をピックアップして、詳細は後述の「各キャラクターの特徴」に記載します。

リバーサルエッジ性能早見表

各キャラクターの特徴

ソンミナ

ソンミナのリバーサルエッジの特徴は、なんと言っても「攻撃選択肢」の強さにある。
キャラ特性としてソウルゲージを利用した行動が強いので、ソウルゲージが溜まりやすいリバーサルエッジとの相性も良い。
「リバーサルエッジを受けた側」に回ったとしても「B(縦斬り)」のプレッシャーを盾にした読み合いが成立してしまうので、場面によっては強気に迎え撃とう。

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タキ

タキのリバーサルエッジは、選択肢のほとんどが高いリターンを期待できる点が特徴。
ただし、1周目の「B(縦斬り)」が圧倒的に弱く、特に相手が「ガード」を選んだときの対抗策が極端に少ないため、ソウルゲージを溜めつつガード耐久値を削る手段と認識するのが良さそう。
とはいえ、「回避行動」の選択肢が強いのは非常に魅力的なので、「リバーサルエッジを受けた側」になった時でも諦めずにリターンを追い求めよう。

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ヴォルド

ヴォルドはリバーサルエッジ攻撃の性能が良い上に、『専用かけひき』の選択肢も全体的に強い。さらに、「攻撃選択肢」それぞれに通常入力版とホールド入力版があり、状況に合わせた使い分けができるようになっている。
分かりづらい特性として、「B(縦斬り)」以外でガードクラッシュができないので、この特性をどう捉えるかが攻略のカギ。
ヴォルドの「攻撃選択肢」には派生技が無いので、回避されると必ず痛い反撃を受けてしまうのが弱点の一つ。

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ソフィーティア

ソフィーティアのリバーサルエッジは、全体的にバランスよく選択肢が準備されているのが特徴。
「攻撃選択肢」「回避行動」ともにそれなりのリターンが見込める上に、どの選択肢も大体同じ程度のダメージになるので狙いを読まれにくい。
『リバーサルエッジ攻撃が空中の相手に当たりづらい』という弱点はあるものの、ほかのガードインパクト技と上手く使い分けて相手の攻めをいなしていこう。

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ナイトメア

ナイトメアのリバーサルエッジの特徴は、最強と名高い『リバーサルエッジ攻撃』にある。他の防御行動と組み合わせると、さらに強みを発揮できる。
なお、ナイトメアの「攻撃選択肢」はガードされると反撃を受けるものが多いので、基本的には相手に「ガードする」か「B(縦斬り)を回避する」かの択を押し付けることがメインになる。
ガードクラッシュした場合はリングアウトを狙うか、2A+B〆のコンボにしてテラーチャージを得るのが理想。
全体的にピーキーな性能をしているが、「肉を切らせて骨を断つ」戦法が求められるキャラとして理解しておこう。

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カサンドラ

カサンドラのリバーサルエッジは、「攻撃選択肢」毎にリターン内容が異なるため、狙いを読まれにくいという特徴がある。
「A(横斬り)」と「K(蹴り)」はガード時に反撃を受けてしまうものの、ガードクラッシュへの布石として「敢えてガードさせる」という戦法も可能になっている。
ただし、『専用かけひき』でガードクラッシュするとコンボダメージがかなりダウンするので、相手がガードクラッシュ直前のときは異なる読み合いが発生する。
そのほか、カサンドラは「回避行動」のリターンも高いが、残りガード耐久値が低いときやガードクラッシュした後にリーサルヒット条件が追加される特性を持っているので、「ガード」選択時のリターンが他キャラより高いのが特徴。

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雪華

雪華のリバーサルエッジは、『リバーサルエッジ攻撃』の性能が低い代わりに「攻撃選択肢」が全体的にローリスクで、「回避行動」も安定したリターンが取れるのが特徴。
雪華はリバーサルエッジのほかに攻撃を弾く度に強化される6B+Kを持っているので、相手の手癖などを見極めてどちらを使うべきかを判断しよう。
また、リバーサルエッジ関連のソウルゲージ増加量が他キャラと比べて圧倒的に少ないので、ソウルゲージを溜めるための行動としてもリスクが高めになる。

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