名前 | ヒルデガルド・フォン・クローネ Hildegard von Krone |
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性別 | 女 |
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出身 | ヴォルフクローネ王国 / シュトルツシュタット |
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身長 | 158cm |
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体重 | 50kg |
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生年月日 | 8月13日 |
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血液型 | AB型 |
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使用武器 | 旗槍&剣 |
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武器名 | 宝槍フリッシュヒンメル、宝剣グレンツェンノヴァ |
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流派名 | グロース・エルプシャフト |
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人間関係 | 父・ゲオルク 母ディートリンデと兄アルフレートは病死 |
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CV | 甲斐田裕子 |
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ストーリー
ライン川沿岸に位置する小国ヴォルフクローネ。ヒルダはその王家の娘として生まれた。幼少期に母親と兄を病で亡くしながらも、最愛の父王の庇護の元、彼女はたくましく育っていく。
少女としては少々活動的にすぎたかもしれない。文武両道を旨とする王家にあって、城内で勉学に励むべき時も、ヒルダは時として家臣の目を逃れて野外へと繰り出し、平民の子供たちとともに野に遊び疲れ果てるまで帰らぬこともしばしばだった。
激流のごときヨーロッパの歴史の中で、小国が独立を保つのは容易なことではない。たくみな外交術、民の信望……王家に求められる資質は様々だったが、その中でも外敵から身を守るための力、すなわち高い武力こそもっとも重んじられる素養であった。ヒルダも幼少から身体を鍛え、王家に伝わる武術を学んだが、その腕前はおなじ年頃の者たちと比しても抜きん出ており、卓越した身体能力と才能には戦上手でならした父王も、また親衛隊の戦士たちも目を見張るほどだった。
訪れた試練が単なる戦であったならば、彼女は間違いなく武勇の誉れを勝ち得ただろう。だが王家に生まれた真の勇士であるならば、それ以上の困難にも、時として残酷すぎる運命にも立ち向かわねばならない。 幸福な少女時代に終わりが訪れた時、彼女の本当の覚悟が試されようとしていた。
武器「宝槍フリッシュヒンメル、宝剣グレンツェンノヴァ」
ヴォルフクローネ建国の祖、初代の王が握っていたとされる伝説の宝槍と宝剣。オリジナルは失われて久しいが、これを模した槍と剣が造られ、王国の象徴として王家に代々受け継がれている。
この小国に危機の訪れし時、先頭に立ち困難に立ち向かう者の手には常にこの武器があった。建国の伝説である槍と剣は国の民に脈々と流れる勇猛なる血を呼び覚まし、国が闇におおわれた時も絶大なる勇気を与えてきたのである。
はるか昔、ソウルキャリバーを握ってソウルエッジの脅威を打ち払ったという建国の王――ヴォルフクローネにその奇跡が必要となった時、選ばれし勇士が宝槍と宝剣を握り、民を勝利へと導くだろう。
流派「グロース・エルプシャフト」
クローネ家に代々伝わる槍と剣の技法。建国の王が使ったと言われる戦技を礎とし、王家の人間と精鋭の戦士たちの手で編み上げられてきた実戦的な技である。武勲を重んじる王家にあって、その技を極めた者は国を担う英雄ともみなされる。
その特徴は相手の隙をうかがいながらも常にみずからの力を溜めながら戦い、勝負どころで一点に集中してその力を解放するところにある。槍の一突きか剣の一振りか、狙いすました瞬間に振るわれる渾身の一撃は相手にとって大きな脅威となる。
またこの戦技の神髄に辿り着いた者は、不屈の闘志を必殺の一撃へと変えて繰り出す術を身に付けるという。決して誰にでも習得できるものではないが、力の解放を発展させたその剣閃は荒ぶる狼爪の如く、槍撃は猛き狼の牙となり、幾多の外敵から王国の誇りを守り続けてきたのである。