ソウルキャリバー6 Wiki - トレーニングモード活用例
その名の通り「練習をする」ために準備されたトレーニングモード
格闘ゲームでは標準的に準備されているモードではあるものの、何も説明がない状態でいきなりスタートすることが多いため、初めて触る人が困惑しがち。
ここでは、他のプレイヤーがトレーニングモードでどういうことを練習しているのか、どうやって練習しているのかを紹介します。

目次

自分のキャラクターを動かそう

メニューから「TRANING」を選択したら「キャラクター選択画面」が出てくるので、自分が使用するキャラクターと、トレーニング相手となるキャラクターを選択しよう。
キャラクターの選択が終わったら、トレーニングをするステージを選択しよう。
トレーニング専用ステージである『地下巨大迷宮・封印回廊』にカーソルがあるので、ステージが関係することを調べるのでなければ、トレーニング専用ステージか自分の好きなステージを選択しよう。

「戦術指南」と「技表を開く」で自分のキャラクターを知ろう

トレーニングモード中に"OPTION"ボタンを押すと、「トレーニング設定」の画面が表示される。
自分が使用するキャラクターのことをよく知らない人は、まず「戦術指南」を選択して、どんなキャラクターなのかを確認しよう。
キャラクターの使い方など事細かに書かれているので、一読の価値はある。

「技表を開く」を選択すると、自分が使用するキャラクターが、どのコマンドでどんな技を出すのか一覧でまとまっている。
各技の項目にカーソルを合わせて"決定"ボタンを押すと、実際の技の動きが再生されるので非常に便利。
特に『主力技』に分類された技は、各技の詳細欄に『どういう目的で使う技』なのかが書かれていたり、基礎的なコンボが載っていたりするので、必ずチェックしよう。

また、ページ移動させる(PS4ではorボタン)と『リーサルヒット技』の一覧がある。リーサルヒット技はキャラクターの技毎に発生条件が異なっており、その条件も詳細に書かれているので、分からなくなったらココで確認しよう。

技を実際に出して、技を覚えよう

各キャラクターの技を「技表」で確認したら、実際に自分で操作して技を出してみましょう。
どんな操作をするとキャラクターがどういう動きをするのか、この技を出したいときにはどういう操作が必要か、体感で覚えておくことが非常に大事なので、しっかり慣れておこう。
技のリーチを確認しよう
ソウルキャリバーシリーズは、各キャラクターの武器リーチにかなり差があるため、相手キャラクターとの間合い管理がかなり重要。
そのため、自分のキャラクターの技がどこまでの間合いなら届くのか、どの間合いまで近づかないと技が届かないのか、実際に技を出しながら感覚を養おう。

具体的にどれくらいのリーチなのかを確認したいときは、ステージ選択で『廃墟都市・長久ノ終末』を選ぶのがオススメ。ステージ床がタイル状なので、リーチの目安にしやすい。
また、相手キャラクターにアイヴィーを選択し、「ポジションリセット設定」の「基準位置設定」を"リング際"にすると、ポジションリセット時のアイヴィーの足先がちょうどタイルの継ぎ目にあるので、リーチの測定に便利。
技がヒットした後、ガードされた後の状況を確認しよう
ソウルキャリバー6のトレーニングモードでは、技の発生フレーム(入力完了から攻撃判定が出るまでの時間)やヒットorガード時の有利/不利(相手より先に動けるのか否か)が分からない。
これらの情報については、プレイヤー有志によって調査が進められているので、フレーム解析サイト等を参考にしよう。

しかしながら、トレーニングモードではフレーム情報以外にも様々なポイントの確認ができる。
例えば、「技のヒット/ガード後の相手との間合い」「技ヒット後のリングアウトや壁ヒットの可否」「ダウンの仕方の違い」「受身の可否」等など、上級者になればなるほどトレーニングモードで確認することが増えていく。

トレーニングモードは、最初の頃はコンボなどの練習をする場所、ゲームに慣れてきたら細かい点を確認する場所として利用することになるので、最初から使いこなそうとは考えずに、必要となったところから覚えていこう。
技の縦属性/横属性を確認しよう
システム・テクニック解説にも記載があるが、ソウルキャリバーシリーズの技は、必ず縦属性か横属性に分類される。
A入力で出す「横斬り」とB入力で出す「縦斬り」は明確なので分かりやすいが、K入力で出す「蹴り」技や同時入力技(A+Bなど)は技毎に属性が異なり、見た目での判別が難しい場合がある。
普段気にすることはほとんどないが、もしも技の縦/横属性が気になった場合は、以下の設定で相手を横移動させて、技が当たるか確認してみよう。
  • 縦/横属性確認用オススメ設定
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.3
      • カウンター設定: なし
      • 行動設定1: 立ち / すべてガード
      • 行動設定2: 8WAY-RUN / 右RUN(もしくは左RUN)
      • 受身設定: なし
      • 空中制御設定: なし

困ったら「ポジションリセット」

トレーニングモード中にボタンとボタンを同時押し(PS4の場合)すると、「ポジションリセット設定」で設定した最初の状態に戻すことができる。
また、ボタン(左レバー押し込み)とボタンとボタンを同時押しすると、ソウルチャージも合わせてリセットされる。(「ポジションリセット設定」で、ボタンとボタンを同時押しのみでソウルチャージをリセットするように変更可能)

「ポジションリセット設定」は、トレーニングモード中に"OPTION"ボタンを押して表示される「トレーニング設定」の項目にあるので、覚えておこう。

操作しづらいなと思ったら「コントローラー設定」でボタン配置を変えよう

「コントローラー設定」は、最初はPS4などのパット操作向け(TypeA)に設定されている。操作しづらいなと思ったら、ボタン配置を変更してみよう。
人によっては、キャラクター毎に「コントローラー設定」を変えている人もいるので、自分にあった設定にカスタマイズしよう。
また、パッと見では分かりづらいが、1つの入力(コマンド)を最大2箇所のボタンに同時に割り当てることもできる。
  • 準備されているコントローラーのボタン配置のタイプ
    • TypeA: PS4などのパット向け設定
    • TypeB: アーケードコントローラー(通称:アケコン)向け設定
    • TypeC: PS4などのパット向け設定(Lボタン系/Rボタン系逆転)
    • Custom: 何も設定されていない。自分用に一から設定できる

コンボ練習をしよう

「技表」の基礎コンボからスタートして、本Wiki等に載っている各キャラクターコンボを練習しましょう。

ノーマルヒットコンボを練習しよう

まずは各キャラクターの持つコンボ始動技(3Bなど)を当てたときのコンボを練習しましょう。
コンボ用のトレーニング設定は、「フリーモード」の「設定スロット」の"No.2"に準備されています。
  • ノーマルコンボ練習用オススメ設定
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.2
      • カウンター設定: なし
      • 行動設定1: 立ち / 1段目ヒット後ガード
      • 行動設定2: 行動設定1を継続(「立ち / 全てガード」にしておくとさらに良い)
      • 受身設定: なし(練習内容によって変更)
      • 空中制御設定: なし(練習内容によって変更)

カウンターヒットコンボを練習しよう

技によっては、相手にカウンターヒットすることで相手の挙動が変わるものがある。
相手にカウンターヒットしたときのコンボ等を練習したいときは、「カウンター設定」を変更しよう。
  • カウンターヒットコンボ練習用オススメ設定
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.2
      • カウンター設定: アタック
      • 行動設定1: 立ち / 1段目ヒット後ガード
      • 行動設定2: 行動設定1を継続(「立ち / 全てガード」にしておくとさらに良い)
      • 受身設定: なし(練習内容によって変更)
      • 空中制御設定: なし(練習内容によって変更)

リーサルヒットコンボを練習しよう

リーサルヒットすると、ソウルゲージが増加するとともにコンボを入れることができる。
リーサルヒットは、各キャラクターの技毎に条件が異なるので、「技表」で条件を確認しつつ「相手キャラクター設定」を整えよう。
また、リーサルヒット条件が難しいものはトレーニングモード専用コマンドが準備されているので、「技表」かフレーム解析サイト等を確認してみよう。

ここでは、全キャラ共通の「インパクトカウンターによるリーサルヒットの場合」の設定例を記載します。
  • リーサルヒットコンボ練習用設定例(インパクトカウンターによるリーサルヒットの場合)
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.1
      • カウンター設定: なし
      • 行動設定1: ガードインパクト / ガードインパクト
      • 行動設定2: 行動設定1を継続(「立ち / 全てガード」にしておくとさらに良い)
      • 受身設定: なし(練習内容によって変更)
      • 空中制御設定: なし(練習内容によって変更)

ガードクラッシュコンボを練習しよう

相手をガードクラッシュさせると、相手は一定時間無防備な状態となる。
ガードクラッシュコンボを覚えておけば、ガードクラッシュしたときのダメージが増えるだけでなく、ガードクラッシュ間近のときに相手に与えるプレッシャーも増えるので、余裕があれば練習しておこう。
  • ガードクラッシュコンボ練習用オススメ設定
    • ゲージ設定
      • 2P ガードクラッシュ設定: ガードクラッシュ直前
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.3
      • カウンター設定: なし
      • 行動設定1: 立ち / すべてガード
      • 行動設定2: 行動設定1を継続
      • 受身設定: なし(練習内容によって変更)
      • 空中制御設定: なし(練習内容によって変更)

リングアウトコンボを練習しよう

ソウルキャリバーシリーズは、相手をステージの外に落とすと勝ちになる。
自分と相手キャラクターとステージの位置関係を判断するには慣れが必要だが、リングアウトコンボは非常に重要なコンボの一つなので、練習しておいて損はない。
  • リングアウトコンボ練習用オススメ設定
    • ステージ選択
      • 『剣聖の石窟・水天相交わる地』(ステージが比較的狭く、四方がフェンス無し)
    • ポジションリセット設定
      • 基準位置設定: リング際
      • 方向設定: 正面(練習内容によって変更)
      • 1P側/2P側設定: 1P側(練習内容によって変更)
    • 相手キャラクター設定
      (省略)

壁コンボを練習しよう

ステージよっては高い壁(フルフェンスとも言う)があり、相手をリングアウトさせることはできないが、相手を壁に叩きつけてコンボを継続することができる
リターンはリングアウトに負けるものの、貴重な大ダメージを与えるチャンスなので、ゲームに慣れてきたら練習してみよう。
  • 壁コンボ練習用オススメ設定
    • ステージ選択
      • 『オストラインスブルグ城・叙任の間』(四方がフルフェンスで、壁が真っ直ぐなので安定した練習ができる)
    • ポジションリセット設定
      • 基準位置設定: 壁際
      • 方向設定: 正面(練習内容によって変更)
      • 1P側/2P側設定: 1P側(練習内容によって変更)
    • 相手キャラクター設定
      (省略)

ハーフフェンスコンボを練習しよう

ステージよっては低い壁(ハーフフェンスとも言う)があり、相手を高く打ち上げることでリングアウトさせることができる。
壁の高さや性質はステージによってまちまちだが、リングアウトできるということは最大の武器なので、他のコンボに慣れてきたらチャレンジしてみよう。
  • ハーフフェンスコンボ練習用オススメ設定
    • ステージ選択
      • 『エウリュディケ神殿・雲海の祭殿』(基準位置設定で「壁際」を選ぶと、ポジションリセット時にハーフフェンス前に立つことができる)
    • ポジションリセット設定
      • 基準位置設定: 壁際
      • 方向設定: 正面(練習内容によって変更)
      • 1P側/2P側設定: 1P側(練習内容によって変更)
    • 相手キャラクター設定
      (省略)

守りの練習をしよう

相手キャラクターに攻撃させて、守りの行動を練習することができます。

ガードと投げ抜けの練習をしよう

「相手キャラクター設定」の「モード切り替え」の項目にコマンドレコードというものがある。
これは、No.1〜No.3まで準備された記録スロットそれぞれに、相手キャラクターの行動を登録することができる。

また、「モード切り替え」の項目で"フリー"を選択したとき、「行動設定1」「行動設定2」の項目にレコード再生というものがある。
これは、コマンドレコードで登録した行動のNo.1〜No.3のいずれか、もしくはランダムで再生することができる。

これを利用して、それぞれのスロットに「中段技(例:3B)」「遅い下段技」「投げ(例:A+G)」を覚えさせランダム再生することで、ガードと投げ抜けの練習をすることができる。
この練習をするときは、相手キャラクターを自分と同じキャラクターにしておくと、技の選択が楽になる。
  • ガード/投げ抜け練習用オススメ設定
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.1
      • カウンター設定: なし
      • 行動設定1: レコード再生 / ランダム
      • 行動設定2: 行動設定1を継続
      • 受身設定: なし
      • 空中制御設定: なし

反撃の練習をしよう

相手の攻撃をガードすると、相手の技によっては攻撃後の硬直(隙)にこちらの攻撃を当てることができる。これを「確定反撃」と呼ぶ。
相手キャラクターの確定反撃を返せる技を覚える必要があるものの、確実に相手にダメージを与えることができる手段の一つなので、少しずつ練習しておこう。

相手キャラクターのどの技に対して、自分のキャラクターのどの技で確定反撃を返すことができるのかは、フレーム解析サイト等を参考にしよう。
例えば、「相手キャラクターの攻撃がガード後"-20F"不利であれば、自分のキャラクターの発生20Fの技で確定反撃として攻撃を当てることができる」
  • 確定反撃練習用オススメ設定
    • 相手キャラクター設定
      • モード切替: フリー
      • 設定スロット: No.3
      • カウンター設定: なし
      • 行動設定1: 立ち / すべてガード
      • 行動設定2: 技表から選択 / ??(相手キャラクターに出させる攻撃)
      • 受身設定: なし
      • 空中制御設定: なし

相手の攻撃の弱点を見つけ出そう

ソウルキャリバー6では、強力と言われている技や連携にも何かしら弱点が用意されている場合が多い。
トレーニングモードの「コマンドレコード」などを使って、相手の攻撃の弱点を見つけ出して、相手を封殺しよう。
ただ、全キャラクターに対して一から調べると非常に大変なので、上手い人の対戦から対策を学んだり、他のプレイヤーに訊きにいくのも非常に有効。

しゃがみや横移動で避けれるポイントを探そう

相手の連携技などの中には、相手の上段技をしゃがめるポイントであったり、相手の縦攻撃を特定の方向に避けることができたりする場合がある。
上段攻撃については、技表であったりフレーム解析サイトなどで確認ができる。

ガードインパクトやソウルチャージなどでの割り込みポイントを探そう

相手の連携技などの中には、避けることはできないもののガードインパクトなどで攻撃の隙間に割り込むことができる場合がある。
また、攻撃の派生として構えに移行するような技の場合、攻撃発生の早い技で相手の構え移行を阻止させたりすることができる場合がある。

構え移行対策については、フレーム解析サイト等の情報を組み合わせることで導き出すことができたりもするので、しっかり相手キャラクターを研究しよう。

相手の連携の弱点を見つけ出そう

ソウルキャリバー6では、構えからの技が比較的強力な設定になっている場合が多い。
しかし、そんな中でも特定の行動によって全対応できたり、リスクを軽減できたりする場合がある。

上記の通り、そもそも構えに移行させない手段を踏まえ、相手の連携攻撃の弱点が無いか「コマンドレコード」を利用して色々と試してみよう。

新しい攻め方を見出そう

ソウルキャリバーシリーズでは、攻める側はもちろんだが、攻められる側も様々な行動を取ることができる。
ただ、今作のトレーニングモードでは、それぞれの行動を事細やかに設定することが難しく、特に『特定行動後に最速で指定した行動を取る』という挙動が少し怪しいため、
攻める側の行動を「コマンドレコード」で記録した上で、攻められる側の行動を自分で操作することをオススメする。

起き攻めを考えよう

ソウルキャリバーシリーズにおいて、起き攻め(相手のダウン状態に対して攻撃を重ねること)が非常に強力。
この起き攻めに対して、受身やダウン時の行動をいくつか取ることができ、相手キャラクター設定の「行動設定」や「受身設定」で行動を指定することができるものの、
『横転1回目後にその場起きガード』といったような、細かい行動指定をすることができない。

自分の考えた起き攻めが有効なのか、弱点はなんなのかを調べる際には、「コマンドレコード」を利用して確認してみよう。

有利な状態での攻め方を考えよう

攻撃をヒットさせた後など、自キャラクターが有利な状態では強気に攻めたいのは当然のこと。
この攻めに対して、8way-runやガードインパクトなど相手側も様々な行動選択肢がある。
もちろん相手側の行動は、相手キャラクター設定の「行動設定」で指定することができるものの、やはり「ステガ」「ステしゃが」「最速ガードインパクト」といったような細かい行動指定をすることができない。

これらについても、「コマンドレコード」を利用して確認してみよう。