オメガソード&エルクシールド
古代ギリシャの鍛冶神ヘパイストスが授けた聖なる鉄塊を、
アテネの若き鍛冶屋ロティオンが鍛えて造った剣と盾。
鍛冶神と軍神の籠が授けられており、敬虔なる者がこの武器を持てば、
熟練の戦士と変わらぬ身のこなしが可能になるという。
グラディアトリクス
古代ローマの闘技場で戦った女性剣闘士に与えられた一組の武具。
その品質はさほど高くないが、見るものを楽しませるための最低限の装飾が施されている。
アイネスアース
半神半人の英雄アイネイアースの名を冠した一対の剣と盾。
きらびやかで豪奢な意匠が施されているが、決して儀礼用という訳ではなく、
鋭い切れ味と頑丈性を備えた逸品である。
だが装飾性との両立を目指したためか重量はかなりのもので、
素早い取り回しには向かない。
ブレイブワン
バイキングの血を引く北欧の部族に伝えられてきた刀剣。
部族の中でも最も勇ましいと認められた者だけが持つことを許された。
この武具を身に付けた者は歴代の勇士たちの意思を受け継ぎ、
死をも恐れぬ戦いぶりを見せたという。
ソードブレイカー
剣壊しの名を示すように、相手の剣を破壊することを目的とした武器。
櫛状の部分で相手の剣をからめ取り、折るのが一般的だが、
この品は普通に短剣として使うこともできる。
カッツヴァルゲル
神聖ローマ帝国において歩兵が副次的な武器として用いた片手剣。
その名は「取っ組み合いの喧嘩」に由来し、
彼らの主力武器である槍や矛を使えない乱戦時に用いられた。
当初刺突を目的とした短い剣であったが、
後に刀身が長くなり斬りつけることも可能となった。
ブルークリスタルロッド
古代バビロニアに災厄を起こした悪魔を退治した時に使用されたと伝えられる、
女神イシターに祝福されている杖と盾。
伝説の真偽は不明だが、事実この武具には魔から身を守り、
いかなる時も希望を絶やさない力が備わっているという。