ソウルキャリバー6 Wiki - キリク立ち回り

目次

概要

相手との間合いに応じて技を使い分けて戦う、遠近両方をこなせるバランスファイター。
リーチの長い技も多く持つものの、接近戦用のほうが選択肢が多いので、基本的には近寄って戦っていこう。

キリクのみソウルチャージが特殊で、まず体力が減少し、体力が残り僅かになったらソウルチャージの残り時間が減少する、という仕様になっている。
体力が減ってしまうというリスクがあるものの、ソウルチャージ専用技に強力な技が揃っているので、他のキャラよりもソウルチャージ状態を長時間維持できることを利用して、一気に相手を畳み掛けてしまうこともできる。
また、ソウルチャージ中に8B+Kで体力を回復しながら通常状態に戻ることもでき、リーサル条件も増えるので、気軽にソウルチャージをしてみよう。

基本的なコンボダメージは低いものの、防御的な技が一式揃っており、
それらの技がリーサルヒットすることで大ダメージコンボ&ソウルゲージが大幅増加し、攻撃力が大幅アップするソウルチャージに活かしていくというキャラクターになっている。

普段の立ち回りは、自分の行動を押し付けるというよりも、相手の行動に対してお仕置きをしていくキャラクターなので、
相手の行動をしっかり観察しつつ、終始焦らずに毅然と対応して、ゲージがあれば強力なソウルチャージ状態で押し切ってしまおう。

立ち回り

通常時の立ち回り

ソウルチャージ状態の立ち回り

キリクのソウルチャージ状態は、体力が減少している間はソウルチャージの残り時間が減少しないので、レジストインパクトが打ち放題になる。
レジストインパクトはガード不能技やブレイクアタックを弾けるので、相手の攻撃をレジストインパクトで拒否しつつ、(別記の通り)クリティカルエッジなどを叩き込もう。

逆に、相手が攻撃を仕掛けてこないなら、強力なソウルチャージ専用技を織り交ぜながら相手に攻め込もう。
66AAAの2発止めor出し切りで接近しつつ、66A+B、66B+K、投げなどがオススメ。
前投げ(A+G)などで相手を浮かせたら、ソウルチャージ中クリティカルエッジに繋げて大ダメージを奪おう。

また、無理にソウルチャージで攻め込まずに、8B+Kでソウルチャージ状態を解除するのもアリ。
解除時に体力が回復するのに加えて、同ラウンド中に66kBがリーサルヒットするようになるので、相手の対応力を見ながら判断しよう。

主力技

キリクの3Bや4Aが届く間合いを近距離、届かない間合いを遠距離として、それぞれの間合いで利用するオススメ技を紹介。
これらの技に慣れてきたら、他の技の使いどころを少しずつ模索していこう。

遠距離

44AA
上段→下段と振る横斬りの2段技。
2段目をガードされても反撃を受けず、近距離へ近付くことができるという地味に高性能な技。
また、相手の横移動にヒットすれば2段目まで連続ヒットした上に追撃まで入れられるので、牽制や接近の手段の一つとして活用しよう。
ただし、初段をガードされると2段目をジャンプで回避できてしまう上に、初段をしゃがまれて攻撃が空振りしてしまうと隙だらけになってしまうので、過信しすぎないようにしよう。
44B
しゃがみステータスつきの中段の突き技。
遠距離で、相手の攻撃が空振りした時などのスカシ確定として利用しよう。
攻撃速度は少し遅めなものの、単発で50点というキリクの1コンボ並みのダメージがあるので、侮ってはいけない。
2A+B
しゃがみステータスつきの下段の横斬り。
リーチは長いものの、ガードされると反撃を受けてしまうので、相手の上段攻撃を読んだときなど、当てる前提で技を振ろう。
66Aの対の択として利用するのも効果的。
3A
中段の横斬り技。単発技でダメージが低いものの、相手を近寄らせたくない時の牽制技として非常に優秀。
ソウルチャージ専用技として、3ABと連続ヒットする派生技を出すことができ、さらに強力になる。
66A
相手に近づきながら放つ中段の横斬り。
攻撃発生が26Fと遅めの技ではあるものの、ヒットさせれば+10F有利、ガードされても-6F不利でガードインパクトなどで逆択ができるという高性能な技。
他の接近用の技と使い分けながら、有利な状況で相手に近づいていこう。
ソウルチャージ専用技として、66AAAと初段から連続ヒットする派生技を出すことができ、さらに強力になる。
6A+B
棍を顔の高さでブンブン振る、上段の横斬り技。
上記の技より少しだけリーチが短いものの、ヒットすればダメージの高いコンボを入れることができる。
相手が接近してくるところへの置き技や、遠距離での横移動対策、確定反撃技として振っていこう。
とはいえ、空振りすると隙だらけなので、覚悟を持って振っていこう。

近距離

4A
1ラウンド中に4回当てるとリーサルヒットする下段の横斬り。
攻撃範囲が広く使いやすいものの、ガードされたら反撃を受け、ヒットさせても微不利なので、ヒット後はガードするか、ガードインパクトなどを狙ってみよう。
4Aヒット後に相手が反撃してこないのであれば、しゃがみ帰着であることを利用して、4AやwsBで相手のガードを揺さぶるのも有効。
BBB
中段縦斬りの3段技。密着状態であれば、相手が横移動していてもヒットすることがあるという、異様な判定の厚さを持つ。
基本的にはBBまで入力しておき、BBがヒットしていたらBBBを出し切る。ガードされていたらBBBを出し切るか、対横移動の4A、暴れ対策のガードインパクトなどの択を迫ろう。
もし、相手がリバーサルエッジをしていた場合は、BBで止めて横移動することで相手のリバーサルエッジ攻撃を回避しつつ、22Bhをリーサルヒットさせることができるので、狙ってみよう。

その他に、BBの2段目が相手のダウン状態にヒットするので、実は起き攻めとしても機能する。
相手のしゃがみガード、受け身読みの行動ではあるものの、たとえ立ちガードされても上記の読み合いができるので、汎用性が高い。
3B
比較的リーチが長く、ガードされても-12F不利と地味に高性能なアッパー。
加えて、前ラウンドでソウルチャージしていれば、リーサルヒットするようになる。
起き攻めや近距離での攻防で、優秀な下段技で揺さぶりをかけつつ、本命の3Bヒットを狙っていこう。
22B
大きく相手を打ち上げる縦斬り技。コマンドの通り、横に移動しながら出す技なので、相手の縦斬りを避けたあとの追撃技として利用しよう。
ホールド版は攻撃が遅くなる代わりに、相手の攻撃空振りに対して当てるとリーサルヒットし、大ダメージコンボとソウルゲージを入手できる。
最初は22Bhが当たるかどうかの判断が難しいので、まずは相手のリバーサルエッジを避けた時を狙ってみよう。
wsB
しゃがみ状態から出す中段の突き。
しゃがみ状態を維持しながら、少し仰け反って突きを出すので、相手の上段攻撃や短い攻撃を避けながら攻撃できる。
さらに、ヒット時はコンボ、ガードされても相手と間合いが離れるため反撃を受けづらいという、至れり尽くせりの技。
唯一、横移動には弱いものの、かなり強い技なので積極的に使っていこう。
6A
棍を軽くブンブン振る上段の横斬り技。
攻撃発生が16Fと早めで、少し離れたところで近寄ったり横移動する相手に振る牽制技。
カウンターでヒットすると派生技まで連続ヒットするようになるものの、ヒット確認は難しいので1発止めや2つの派生を散らして、的を絞らせないようにしよう。
1A
4Aよりもリーチが短いものの、相手のダウンに当たるので、起き攻めの3Bの対の択として利用できる。
また、投げ抜けされる可能性があるもののダメージの期待値がこちらのほうが高いので、密着状態であればこちらを狙っても良い。
通常版とホールド版を使い分けて、的を絞らせないようにしよう。
背向けK
背向け限定ではあるものの、上中段の攻撃(突き・蹴り除く)を弾く発生13Fの蹴り技。
さらに、背面向きダウンからの起き上がり攻撃*1として利用できるのがかなり強い。
またキリクは、密着からの準封師(236)中に2or8などで背面け状態を、3B+Kホールドで背面向きダウン状態を意図的に作り出せるので、戦術に組み込みやすい。

ただし、ガードされると反撃を受けてしまうので過信しすぎないようにしよう。
44Kヒット時B
中段判定の後ろ回し横蹴り。
攻撃発生が遅いので、普通の立ち回りで使うのは難しいものの、起き攻めの選択肢として機能する。
1A読みでしゃがむ相手にヒットさせ、B派生まで当てることができれば、大ダメージを奪うことができる。
中級者向けの選択肢ではあるが、貴重なダメージ源なので是非とも練習しておこう。

ソウルチャージ専用技

SC中66AAA
66Aに2段の追加派生出せるようになる。初段ヒットで最後まで連続ヒットして、相手を吹き飛ばす。
初段をガードされると2段目までは強制ガードになるものの、3段目をしゃがむことができてしまうので、2段止めや出し切りなどで択をかけても良い。
SC中66A+B
棍を横に振り回し、ジャンプしながら近付く技。
最終段(3段目)がブレイクアタックになっていて、ガードされても+8Fと密着距離で大幅有利な状況を作り出せる。
ヒットすると相手は吹き飛んでいってしまうので、再度近付く技で択をかけても良いし、8B+Kでソウルチャージを解除してしまうのもアリ。
SC中66B+K
棍を縦に振りまわりながら近付く技。
ガードされても±0Fな上に、相手にヒットすると2aBまでコンボになり80以上のダメージを与えることができる。
縦斬りなので過信は禁物だが、強力な技であることには間違いない。
SC中A+G、SC中4A+G
ソウルチャージ状態では通常投げも変化して、相手を背面方向に打ち上げてCEなどでコンボができる。
後投げ(4A+G)はコンボ移行できないものの、左方向へ突き飛ばしてリングアウトを狙うことができるので、逆の選択肢として狙うのも面白い。
SC中1or2or3B+K
SC中8B+K

キリクの構え

準封師

236コマンドで出せる構え。構えたときに、相手の横斬り(蹴りは不可)を弾くことができる。

準裁師

214コマンドで出せる構え。構えたときに、相手の縦斬り(蹴りは不可)を弾くことができる。

ダウン状態から出せる技

ダウン中A+B

背向けK

ソウルゲージの使い道

キリクはソウルチャージに関連したリーサルヒットがいくつかあるので、理想としてはソウルアタックにゲージをまわしたい。
とはいえ、肝心のソウルチャージ状態がかなり特殊なので、まずはクリティカルエッジにまわしつつ、ソウルチャージの扱い方に慣れていこう。

クリティカルエッジ

キリクのソウルチャージ状態はかなりピーキーな仕様なので、慣れるまではクリティカルエッジに使うのがオススメ。
比較的攻撃が早いのに加えてガードされても反撃を受けず、さらに自分の体力まで回復するので、ぶっ放しでも良いのでガンガン使っていこう。
対戦に慣れてきたら、相手の攻撃を避けた時のスカシ確定や、リーサルヒットの後のコンボパーツとして使えるとベスト。

ソウルチャージ

ソウルチャージは、発動時の衝撃波で相手との間合いが離れてしまうので、近距離で戦いたいキリクとしてはあまり使いたくない選択肢。
さらに、離れた相手を追いかける間も体力がドンドン減ってしまい、状況が悪化していく一方なので、基本的にはソウルアタックを利用しよう。

ただし、相手を衝撃波でリング際に追い詰めたり、相手のラッシュから逃れたりなど、有用な使い方はあるので全く使えないわけではない。
相手との間合いを離した後に、8B+Kで即座にソウルチャージ状態を解除して、体力の回復に当て込んでしまうのもアリ。

ソウルアタック

ソウルチャージ状態に移行するのであれば、ソウルアタックを活用しよう。
キリクのソウルアタックはダウン中の相手にも当たるので、コンボで相手が浮いた時、ダウンさせた時、相手の空振りに当てる等、多様な使い方が可能。
特にコンボ中に当ててダメージを取りつつ、ソウルチャージ状態の専用技で攻め込むのがオススメ。

ガードインパクト後の攻防が強い

通常時は、4BとA+Bで二択をかけろ

キリクは、ガードインパクトで体勢の崩れた相手に当てるとリーサルヒットする、4Bを持っている。
また、この4Bの攻撃発生が14Fなので、相手の技レベル弱or中の技をインパクトできれば、リーサルヒットからコンボが可能*2
ただ、4BBまで派生してしまうとコンボができないので、ボタンを連打しすぎないよう注意しよう。

もちろん、相手はリバースインパクトやリバーサルエッジで切り返すことができるものの、そんな相手にはA+Bを当ててインパクトカウンターによるリーサルヒットを狙うことができる。

ガードインパクト自体が初心者には難しいシステムではあるものの、こちらの攻撃をガードされた後などガードインパクトを狙える場面は多々あるので、
対戦に慣れながらガードインパクトを狙う場所を増やして、4BとA+Bによる回避不可の強烈な二択を押し付けよう。

ソウルチャージ中は、CEとA+Bで二択をかけろ

ソウルチャージ状態になると4Bが別の技になってしまうので、更に凶悪なソウルチャージ中CE(A+B+K同時押し)を利用しよう。
ソウルチャージ中CEは、発生12Fの上段ガード不能技なので、4Bと同じ条件で使用できる上に、相手はレジストインパクトでしか切り返すことができない。

そして、レジストインパクトをする相手には、A+Bを当ててインパクトカウンターによるリーサルヒットを狙っても良いし、あえて間をおいてからCEという厭らしいやり方もできる。
体力が減少している間はソウルチャージの残り時間が減少せず、レジストインパクトが打ち放題になるので、強気にインパクトを狙ってOK。

確定反撃が強い

12Fから20Fまで、反撃に使える技がしっかり揃っている。
スライド入力の技を使えば、さらに高ダメージの反撃ができるやり込みポイントもある。
フレームコマンド備考
12FAA
2A、fcA
wsK
SC中CE
14FBB
SC中wsB+K
16F6BB
SA
18F4KB
wsB
66kB
20F3B
b6
6A+B
CE

プロゲーマーによる解説動画